第242話 ページ45
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貴方side
目を覚ましたらそこは病室。
あれから1日経ったらしい。
体とは正反対に外はいい天気だった。
とりあえずナースコールを押してみる。
するとナースと共になぜかホークスまでもが病室に入ってきた。
もろもろの質疑応答が終わり、ホークスと二人きりになる。
「…すみません、無茶するなって言われたのに」
「ホントだよ。ていうか。君に無茶するなって言う方がアホだったかもしれない。」
「………ほんと、すみません…」
いつもと違って真剣な表情でそう答えるホークスに小さくなって謝る。
「ヒーローっていう物と距離とるためにこっち来たのになんでこう、自分から飛び込んでくかなぁ」
返す言葉もない
うつむき加減でホークスの言葉を受ける
「しかも戦いだしたかと思えばさ、最前線に飛び出してって明らかに体に負荷がかかりそうな技うちだすしモロに攻撃受けてるし、俺がどんっだけ心配したことか…!」
「以後、気をつけます…」
「気をつけてくれなきゃ困る…っ!
好きな人が苦しんでボロボロになっとーとこ、俺どんだけ見らないかんの…っ」
その時、ボクなんかよりもよっぽど辛そうにしているホークスを見て思った。
自分が傷ついてボロボロになって、それによって苦しむ人がいる。
これまで自分が傷ついてでも救えるのならそれで周りは幸せだと思ってた。
別に痛いのは自分だけでよかった。
偽善とかそんなんじゃなくて、それが一番合理的だと思ってたから。
ホークスだけじゃない。
クラスのみんなも心操も、それに相澤先生も。
みんなボクが苦しむとつらそうな表情をする。
今までずっとそれに気づかないフリをしてた。
「俺はただ君に、普通に笑っていて欲しいだけなんだよ」
「……体が勝手に動いたんです」
そう言うとホークスは話を聞く体制に入った。
「ほんとに自然に動いた。どうにかしなきゃって、自然に思った。だから腐ってもヒーロー志望なのかもしれない。
でもね、ホークス。多分ボクと周りの感覚にはギャップがあるんだよ」
「ギャップ、?」
そう、ボクの感覚はきっとおかしい。
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ある(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます！頑張って作り込んでます！！笑 (6月12日 0時) (
レス) id: 5248a7b457 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - めちゃくちゃ作り込まれていて面白いです。更新頑張ってください!!!!!応援してます!!!!! (2022年4月14日 21時) (レス) @page45 id: 42847795b4 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 猫さん» とっっても嬉しいです！！応援よろしくお願いします^ ^ (2021年12月27日 11時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 凄く面白かったです！応援してます！！ (2021年12月8日 22時) (レス) @page46 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - おちゃきちさん» ありがとうございます!! 自分でもいつ終わるのかわかんないです!笑 これからも応援よろしくお願いします! (2021年10月15日 1時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2021年1月26日 18時
