第237話_突如_ ページ40
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隣の部屋からガラスの割れる音、悲鳴が聞こえてくる。
ついでに窓からエンデヴァーが技をぶっぱなすのも見えた。
え、なに、何が起こってんの
急いで隣の部屋の様子を見に行くと、ホークスが避難誘導をしていた。
「ホークス!これ、何があったんすか」
「脳無が襲ってきた」
「は…、脳無?」
「エンデヴァーさんとそれについて話してたんだけどね。まさか今来るとは、」
この状況、圧倒的に人手不足。
避難誘導だけでなく応戦もしなければならない。
そんなの、例えNo.1とNo2であっても2人だけで務まるはずがない。
ボクは…姿見Aは、仮免許を持っていて、ある程度の活動ならできる＿＿
ヒーローコスチュームを着ているボクがここで一般市民に紛れて逃げるだなんて事、許されるのだろうか。
それこそ周りに敵が増えるのではないか。
「避難誘導、手伝います」
「え、でもAちゃんは休養の為に…」
「充分休みましたよ。明らかに今人手足りてないですよね?ボク、仮免持ってるんで」
返事を待つ前にボクは他の階を目指した。
母や父と同じ職業で命を落とすなら
ここで良い行いをして消えれるなら
なんて思ったりしたのは、ボクだけの秘密だ。
そんな秘密を抱えながらボクは建物の下へと向かった。
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「足元しっかり確認しながら逃げてください!」
避難誘導もできてきた頃、ボクは脳無を見据えた。
おそらくアレは普通の脳無じゃない。
時折喋り声が聞こえてくるという事は、自分の意思がある程度ある…という事だ。
色々とレベルが上がっているであろうあの怪物は1人で倒せるものじゃない。
なら…なら行かなきゃ。行くべきなんだ、ボクが。
そんな事を考えていた時、普通の脳無と応戦しているホークスが見えた。
あの黒い脳無から出てきたヤツか…
ホークスの元へと個性で飛んで一体の脳無に蹴りを入れる。
「ボクも応戦します」
「Aちゃん!?ここは危ない!早く安全圏へ!」
「この状況で戦えるのに見てるだけなんて死にに行ってるようなもんですよ」
「しばらく訓練してないなら尚更危険だ」
「コスチュームを来て外に出たならもうヒーローです」
「でも、」
「生きる為に戦うんです、ボクらは」
「……絶対に自分を犠牲にしちゃ駄目だよ」
「そんな事、わかってます」
わかってるよ
だって、何度も言われてきたんだから
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ある(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます！頑張って作り込んでます！！笑 (6月12日 0時) (
レス) id: 5248a7b457 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - めちゃくちゃ作り込まれていて面白いです。更新頑張ってください!!!!!応援してます!!!!! (2022年4月14日 21時) (レス) @page45 id: 42847795b4 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 猫さん» とっっても嬉しいです！！応援よろしくお願いします^ ^ (2021年12月27日 11時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 凄く面白かったです！応援してます！！ (2021年12月8日 22時) (レス) @page46 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - おちゃきちさん» ありがとうございます!! 自分でもいつ終わるのかわかんないです!笑 これからも応援よろしくお願いします! (2021年10月15日 1時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2021年1月26日 18時
