第213話 ページ16
10時。1年A組のライブが開幕した。
「キター!」
「1年がんばれ!」
「姿見サーン!今回もぶっぱなせー!」
「姿見サン暴れちゃえ〜!!」
「ヤオヨロズ!ヤオヨロズ!」
そんな声援の中、A組ステージは"全員で"スタートした
「いくぞコラァ!!!
雄英全員、音で殺るぞ!!!」
「よろしくお願いしまァァァァす!!!」
·
·
エリちゃんは、笑った。
本当の笑顔で。
「えーっと…これがあっちに片付けるんだっけか」
A組ステージは無事成功に終わった
盛り上がり先輩達からお褒めの言葉までもらえた始末だ
ちなみに今は片付けの真っ最中である
「姿見さん!」
「あ、はい?」
「すーごかったよ!!ダンスキレっキレで!!」
「なんでもできちゃうんだね〜」
「センターはやっぱ姿見さんじゃなくちゃ!」
「ずっと応援してるよ〜!!」
「あー、えっと、ありがとうございますっ!」
とりあえずそう答えた時、腕をおもいきり引っ張られた
「すみませんがコイツ、片付け任されてるんで」
「…先生」
相澤先生がそう言うとぞろぞろと他の出し物へと移動していく
「片付け出来ないくらい客がたかって来たなら抜けろ、キリないぞ」
「あ…はい」
「…どうした、浮かない顔して」
相澤先生が眉を下げる
ボクのちょっとした異変に気がついたらしい
「いや…何も、」
「何も無いわけあるか。いつもならお前、囲まれてる状況楽しんで引っ張り出した俺に文句言ってるだろ」
いつもなら、か…
わかってる。いつものボクなら確かにそういう行動をとる
でも、今はいつも通りにできないくらい疑念を抱えていた
「ちょっと1人で考えたいんで」
そう言ってボクは材料を小走りで運んだ
「ターミラさん」
「え…って、エリちゃんか
あーらおめかししちゃって〜。どしたの?」
「ターミラさん踊ってたのすっごくすっごくカッコよかったの!!くるんって、ずばーんって!すごかった!」
満面の笑みでそう語りかけてくるエリちゃんが異様にキラキラして見える
「そっか…っ!ありがとう、エリちゃん
今のエリちゃん、キラキラさんだよ」
「キラキラさん、?」と首を傾げるエリちゃんに口角をあげて口を開く
「エリちゃんの笑顔が可愛いって事だよ〜」
頭をポンポンすると嬉しそうに笑うエリちゃん
その後はエリちゃん、先輩、緑谷と文化祭を回った
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ある(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます！頑張って作り込んでます！！笑 (6月12日 0時) (
レス) id: 5248a7b457 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - めちゃくちゃ作り込まれていて面白いです。更新頑張ってください!!!!!応援してます!!!!! (2022年4月14日 21時) (レス) @page45 id: 42847795b4 (このIDを非表示/違反報告)
あ(プロフ) - 猫さん» とっっても嬉しいです！！応援よろしくお願いします^ ^ (2021年12月27日 11時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 凄く面白かったです！応援してます！！ (2021年12月8日 22時) (レス) @page46 id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
ある(プロフ) - おちゃきちさん» ありがとうございます!! 自分でもいつ終わるのかわかんないです!笑 これからも応援よろしくお願いします! (2021年10月15日 1時) (レス) id: 24dd2edea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある x他1人 | 作成日時：2021年1月26日 18時
