愛し合う関係

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Your side









WN「A、

赤が勝ったらスニョンとジアが飯おごってくれるらしいよ」


JA「そんなこと私言ってませんけど？」





ウォヌに小声でそう言われれば、

すかさず反論するジア

いつの間に来ていたんだか。





『じゃあウォヌ絶対勝ってよね？』


WN「任せろ」


JA「スニョンに1発蹴り入れないと」


HS「大丈夫だよ、俺が勝つから〜！」





生徒たちと話していたスニョンもいつの間にか会話に混ざり、

いつにするか〜なんて話をしている。

毎年教員全体で打ち上げしてるから今日は無理だけど、

4人での打ち上げも毎年必ずしている。

ただみんなで飲みたいだけなんだけどね。


そうこうしているうちに召集係の合図がかかり、

出場者が入場していった。





＿＿＿＿＿＿＿








"よーい、パンッ"





審判の笛でリレーがスタート。

1年生の代表選手がトップバッターで、

少しの差で白が勝っている。





JA「これで勝負はついたわ」


なーんて調子こいてるジアさん、

言っておきますがうちには本番に強いウォヌさんがいるから。

まだまだ勝敗は分からない。





実況「白組がリードしています。

赤組頑張ってください。」





そんな気持ちの籠ってない実況とリレー特有のあの曲が流れながら

選手はいつの間にか3年生へと変わっていた。

ミンギュくんにバトンが渡ったときには

すでに10mくらいの差で赤が負けていた。





『ミンギュくーん！がんばれー！！！』





そう叫べば、心做しか早くなってるような気がする。

そこで初めてソクミンくんも足が速いことに気がついたけど、

バトンがウォヌの手に渡るまでに差は5mないくらいまでに縮まっていた。





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