パスワード_TH side_ ページ10
久しぶりに休みがとれてAの家にいくことになった。
あー早く会いたい〜
A「ちょっとトイレ」
「いってっぴ〜」
Aがトイレに行って部屋を見渡していると
「あ。」
テーブルにはAの携帯が置きっぱなしにしてあった。
さっきはパスワード教えてくれなかったもんな〜んふふ…俺が解除する!!
本当に遊び感覚だった。別に中を見ようとしてたわけじゃなくて。
「俺の誕生日かな〜w」
ヴー
「じゃあAの誕生日?」
ヴー
「じゃあ記念日!」
ヴー
思い当たる数字を何度も試したが全部ダメだった。そしていつの間にか"一分後にやり直してください"との表示。
う〜残念。俺の誕生日かなとか期待してたのに…
その時Aがトイレから戻ってきた。真っ先に携帯を手に取り画面を確認して眉間にシワを寄せたA。
A「ねえ…」
「ん?」
A「人の携帯で何してんのよ」
「えっとパスワード何かなーって思っ「最低」
するといきなり怒ったような声で最低と言われ焦る。
「A?」
A「あのさ、マナーってものがないわけ?目的は何よ」
目的って特にないけど…ただパスワードが知りたくて…
恐る恐るAの顔を見てみると完全にイラついていた。
「そんな怒らなくてもいいだろ。隠し事でもあるの?」
A「ないけど携帯使えない」
「一分後には使える!それに彼氏だからいいじゃん」
A「は?彼氏だったらなんでもしていいの?」
「〜〜〜!」
一分後にはまた使えるからそれでいいじゃん!何?Aは俺よりも携帯なわけ?
A「前からだけど人の話…「もうやめろって」
「はあ…逆切れ?まじありえない。じゃあ別れれば?」
は?待て待て待て。それだけで別れるはないだろ。
「それだけで別れるって…Aが隠そうとしてるから…」
A「もうとにかく帰って」
「なんでだよ!まだ話は「だから帰ってって言ってるでしょ!」
まだ話は終わってないのに大きな声を出したAにびっくりして何も言えなかった。
なんでだよ。なんでだよ!
俺は無理やり外に出され振り返るともうドアはしっかりと閉められていた。
くそっ!もう知らない!!!
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BOO(プロフ) - 翔マンネさん» どうしても思いつかなかった時に参考にしていた程度なんですが、楽しんでもらえてとっても嬉しいです!!ありがとうございます泣 (2018年5月27日 16時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - はい!いつも更新が楽しみで!リンレイコンビ大好きです!なのでバンタンで恋愛革命の小説ありがとうございます。 (2018年5月26日 13時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 翔マンネさん» はい!読んでました!でも最近はなかなか読めていません泣面白いですよね!! (2018年5月25日 19時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - あ、やっぱり恋愛革命読んでるんですね!!私一番好きで!! (2018年5月20日 12時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - 作者さんってXOY読んでますか?そのアプリの中にある話に少し似てたので…もし、そうでしたら嬉しいです!! (2018年5月20日 12時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BOO | 作成日時:2018年2月14日 23時