ビビり ページ49
TH「高い…」
「うん」
TH「認めるっ!怖いのは認める!だからもうやめよう?」
「ここまできてそれはないでしょ」
スタッフの人に安全にロープを付けてもらい、あとは私たちが飛び降りるだけ。下ではジョングクさんとジミンさんが期待の眼差しで私たちを見上げていた。
JK「ヒョーーン!!Aちゃんの前でかっこ悪いですよー!!」
JM「すぐ終わるからー!!」
下から聞こえてくる声に焦るテヒョン。でもガッチリ私に掴まって怖がってるようす。
「ほら!行くよ!いい!?飛び降りるよ?」
TH「ダ、ダメッ!!まだ心の準備が…」
「はあ?いつまで準備してんのよっ」
私は苦笑いで待っているスタッフさんにすみません。と頭を下げもう一度説得を試みる。
「男でしょ?すぐ終わるから」
TH「うう…」
「ほらっ!」
TH「うう…もー!わかった!行くよっ!!」
やっと飛ぶ気になったようす。そして下で待っている二人に合図をして
「ジャーーンプ!!!!」
叫びながらテヒョンと一緒に飛び降りた。そしてだいぶ安定してくるとガッチリ掴まっているテヒョンに話しかけた。
「ほら一瞬でしょ?どうだった?」
TH「もう…大丈夫…」
「よく頑張ったね」
___
JK「テヒョニヒョンお疲れ様です!www」
JM「ふふwwwお疲れwww」
TH「はあ…心臓やばい」
胸に手を当ててその場にしゃがみこんだテヒョン。高いところ苦手なんだ。
「初めてだったの?」
TH「初めてじゃないけど怖い…!」
なんか意外。テヒョン全然いけそうなのに。
JK「じゃあヒョンが頑張ったということで、なんかおいしいもの食べましょうか!」
JM「そうだね!いこっ!」
「テヒョンもいつまでもそこにいないでいくよ」
まだしゃがみこんでいたテヒョンを立たせて、腕を引っ張ると手を握られ足が止まる。
TH「頑張ったからいいでしょ」
「……」
TH「ヒヒ いこ」
さっきの怯えていた姿はどこへやら笑顔になったテヒョンは私と手を繋いで歩きだした。
付き合ってるんだし…たまには許してやろう。
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BOO(プロフ) - 翔マンネさん» どうしても思いつかなかった時に参考にしていた程度なんですが、楽しんでもらえてとっても嬉しいです!!ありがとうございます泣 (2018年5月27日 16時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - はい!いつも更新が楽しみで!リンレイコンビ大好きです!なのでバンタンで恋愛革命の小説ありがとうございます。 (2018年5月26日 13時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
BOO(プロフ) - 翔マンネさん» はい!読んでました!でも最近はなかなか読めていません泣面白いですよね!! (2018年5月25日 19時) (レス) id: 74bd337fb1 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - あ、やっぱり恋愛革命読んでるんですね!!私一番好きで!! (2018年5月20日 12時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
翔マンネ(プロフ) - 作者さんってXOY読んでますか?そのアプリの中にある話に少し似てたので…もし、そうでしたら嬉しいです!! (2018年5月20日 12時) (レス) id: 102d20cc33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BOO | 作成日時:2018年2月14日 23時