タタは可愛いけどテテはうざい。2

誤解 ページ37

先にお風呂にも入りベッドでダラダラ過ごしていると帰ってきたテヒョン

リハーサルに行ってから何時間も帰ってこなかった。ライブだから当たり前か。



TH「風呂入ってくる」



貞子みたい…

BTS…調べてみようかな。

たくさんの画像を見たり、曲も数曲聴いてみた。中には気に入った曲もあって。

小さい音で音楽を流しながらテヒョンを待つこと15分。

ﾄﾞｻｯ

いきなりベッドにかかった重み。そのせいでベッドが少し沈む。




TH「俺たちの曲聴いてたんだ」



隣にはいつの間にかお風呂からあがってきていたテヒョン。



「明日もあるんでしょ？もう寝たら？」

TH「寝る。寝たい。けど寝たくない」

「意味わかんない。寝ろ」

TH「じゃここで…」



といい私の隣で寝始めた。携帯を一旦閉じペシっと頭を叩く。



「あっちのベッドに行け」



そう言い見てみるともう一個のベッドの上には広げられたテヒョンの荷物で使えなくなっていた。



「片付けよ」

TH「ここで寝る」



うざっ！！



無視してまた携帯を開き、画像を見る。撮り方が上手いのか知らないけどなぜか保存したくなるものばかりだ。



TH「え、まさか保存してるの？」

「ダメなの？」



すると数秒間沈黙が流れる。なんか喋れーい。



TH「やっと俺の魅力に気づいてくれたか！」

「現実は違う」

TH「どゆことっ！画像と本人どっちがいい？」

「画像」

TH「( ´・_・｀)凸」

「見えてるっつの！！」

TH「ぎゃっ！」



その指へじ折らせたろか！？ああ！？！？



「もう私があっちで寝るわ」

TH「ダメ！！」



立ち上がろうとした時腕を引かれバランスを崩してそのままテヒョンの上に覆いかぶさるように倒れこんだ。



TH「///」

「何照れてんのよっ！！」



頭をペシっとさっきよりも強く叩き立ち上がろうとしたら、シーツで手が滑りまたテヒョンの上におおいかぶさる。



TH「A…大胆…」

「勘違いするな…」



テヒョンはさっきからずっと一人赤面してて…はあ…ほんと…

その時ガチャっとドアが開く音がした。見てみると



JK「あ…」



そこにはドアノブを握ったまま固まってるジョングクさん。



JK「ご、ごごめんなさいっ！！」

「え…ちょ…待っ…」



私の呼びかけを無視してキャー！♡と女子みたいに顔を両手で覆って部屋を出ていったジョングクさん。



TH「見られちゃった…」

「何が見られちゃった…だよっ！」



とにかく今は誤解を解かないと！！

見ちゃった＿JK side＿→←リハーサル＿TH side＿

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