ミンギュside�� ページ45
､､､。
自分の部屋に帰ってきた。
みんなぐっすり寝ているようで、廊下はシーンと静まり返っていた。
ベッドに横たわった。
A『､､､ミンギュのことはずっと､､､
'' 大切な友達 '' で､､､本当に大切な人だった。』
分かりきってた事だった。
ずっと､､､
なのに、なんで､､､こんなに苦しいんだ。
好きだという気持ちを言ってしまえば、楽になれると、スッキリすると思ってた。
だけど、最後にこのマフラーを渡された。
その瞬間、Aに対する想い溢れてきて､､､
あの頃､､､Aが困っていることがあれば助けてあげたくて、笑顔でいて欲しくて、自分なりに頑張ってて､､､
そして今、Aが '' 唯一の味方みたいだった ''って思ってくれてたことに嬉しくて、でも、悲しくて､､､
､､､本当にAのことが好きだったんだな。
そう思うとまた胸の奥がチクリと痛んだ。
ｶﾞﾁｬ
DK「ミンギュ？帰ってきたんだね､､､」
MG「！､､､ドギョマ。」
突然、ドアが空いたかと思えばドギョマだった。
DK「ミンギュ､､､ちゃんと言えた？」
MG「！､､､何が？」
DK「ごめん､､､盗み聞きするつもりはなかったんだけど、
バンに忘れ物したこと思い出して駐車場に戻ったら、Aと話してたのが聞こえて､､､」
MG「､､､。」
DK「､､､それで、言えたの？」
MG「､､､言った。」
DK「！､､､そっか。」
MG「､､､'' 大切な友達 ''。」
DK「え､､､？」
MG「大切な友達だと思ってたって。」
DK「！！！､､､そうなんだ。」
MG「でも､､､言えて良かった。好きだって。」
DK「うん､､､」
MG「俺とAの関係はあの頃から既に決まってたみたいだ。
もしかしたら､､､あの頃の自分が何かしていれば変わってたかもしれない。
だから、今の自分がAを振り向かせようだなんて､､､
'' 今更すぎたんだ ''。」
DK「！！！､､､ミンギュ(涙)」
MG「ふっ､､笑､なんでお前が泣いてんだよ。」
DK「だってだってぇ〜(泣)
ミンギュが本当にAのことが好きなんだって伝わること何回もあったし！
僕もすごく辛かったんだよぉ〜(泣)」
MG「良いんだよ、もう。」
､､､なんだか、ようやく吹っ切れた気がする。
さっきまであんなに苦しかったのに。
ドギョマに､､､いや、'' ソクミナ '' に話したおかげか少し楽になっていた。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年9月27日 21時
