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MC「さーて！始まりました！○○○大学の一大イベント！皆さん！準備は出来ましたか？」
「はーい！」「イェーイ！」
ついに、始まってしまった。
私は今、ジウンと2人で出場者の控え室となるおっきいテントの中に居た。
他の出場者も緊張しているのか、ソワソワしたり何度も確認したりしていた。
毎年すごい数の人数が来るため、今年から野外にステージを作ってそこですることになった。
ジウンが言うには去年よりも今年の方が何倍も観客の人数が多いという。
それに、TWICEもセブチも来るしね。
ジウン「やばい！興奮してきたぁー！うちら、1番最後だから！大トリよ！大トリ！」
「あは、ははは〜、、、笑。」
ごめん、ジウン。
私、思った以上に緊張しすぎて愛想笑いしかできない。
ジウン「何、緊張してんの！可愛い顔が台無し！今までたくさん練習したんだから！大丈夫！」
「ジウン、、、ありがとう。」
ジウン「うん！笑」
ジウンはそう言って私の手を優しく包み込んでくれた。
何となく、ちょっと安心して、気持ちも落ち着いてきた。
あっという間なもので折り返し地点を過ぎようとしていた。
何気なくスマホを見ていると、、、
ジェヒョク《僕、1番前列のステージから見て右側の方にいるね！》
《頑張ってね！》
(拳を作った猫のスタンプ)
「ふふっ笑。」
ジェヒョクからカトクが来ていた。
《ありがとう。頑張るね！》
ジェヒョク《A、可愛いから自信を持ってね。》
一瞬、時が止まった。
可愛いって、、、？私の事可愛いって！？
まさか、ジェヒョクからそんなこと言われるなんて思ってもなかったからものすごいびっくりして、、、
それと同時に少し胸が高鳴って、顔が熱くなる。
《ありがとう。》
なんて、返せばいいか分からなくてとりあえず感謝の一言を送った。
そんな時、、、
ジウン「ねぇ！A！来たよ！」
「誰が？」
ジウン「誰がって！'' セブチ ''とTWICE！」
「え、、、。」
本当に、、、来たんだ。
ジウン「うちら大トリでしょ？その後、すぐセブチ、TWICEの順でステージあるから、うちら見られるかもね！」
「そ、そんなことないよ、、、笑。」
そ、そんなこと、、、ないよね？
そして、TWICEとセブチが来たことがジウンだけでなく、他の生徒にも分かったのか外がやけに騒がしかった。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月18日 23時
