ミンギュside ページ28
息抜きにっていうか、、、ストレス発散っていうか、、、
ちょっと街をブラブラ歩いてた。
もちろん、変装して。
「いつもの店行こ。」
「えー今日あっち行かない？」
「いやそれがさ、、、」
「えー？それマジ？」
色んな人の話が一度に聞こえてくる。
「''スタバ''行かない？」
「おう。」
スタバか。
そういや、全然行ってないな。
A『私にとってはスタバが良いんですぅー！』
俺、今、、、なんでAのこと思い出してんだ？
Aは今、何してんだろ。
大学には行ったのだろうか。
彼氏は、、、居るのだろうか。
そんなこと気にしても、もう関わることも無いし、意味もないのに。
さすがにもう、あの頃みたいにAのことを想っていない。
ただ、俺の思い出として残った。
時間が解決してくれた。
(ドギョマとAと3人で居たのが懐かしいな。)
そんな感じで懐かしく思うだけだ。
なのに、、、
A「あ、ごめんなさい。」
聞き馴染みがあった声。
「い、いえ、、、。」
一瞬こっちを向いたくせっ毛のあるロングの小柄なその人は、、、
Aに似ていた。
でも、俺の記憶上Aは肩ぐらいの髪の長さで、、、
いや、あれから2年ぐらいが経った。
髪の長さくらい変わる。
「、、、A？」
その人は、人混みの中に消えていった。
足を1歩踏み出した。
でも、それ以上は動かなかった。
俺は、アイドルだ。
こんなことして何なる。それに、もしAじゃなかったら、、、
いや、あれはAだった。
俺は、その方向に背を向けてまた歩き始めた。
どんどん早足になる。
なんで、、、こんなに、、、
興奮してんだ？
''嬉しい''って思ってんだ？
「気のせいだ、、、。」
そう思い込み、宿舎に帰った。
SG「お？ミンギュヒョンおかえり〜、、、って何でそんなソワソワしてんの？」
「別に！、、、何でもない。」
SG「ふーん。、、、みんなーミンギュヒョンがー」
「あ！ちょ、おい！」
なんで、、、俺、、、こんな、、、
焦ってんだ？
〜ミンギュside fin〜
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月18日 23時
