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そして、ソクミナに「初1位おめでとう」と連絡しようと思ったが、アカウントが消えていた。
そりゃ、そうだよね。
アイドルだもん。
「あの時は一緒にバカなことして、楽しかったのになぁ笑。」
自然とそんな言葉が出る。
みんな、普通の男の子って感じだったのに、いつの間にかアイドルになっちゃった、、、。
少し、寂しい気もするが懐かしさで自然と微笑む。
「ねぇ見た？''ジョンハニオッパ''！」
「見た見た！もう、あれはヨジャレベル。」
「それな！でも、イケメンなんだよねぇ。」
すれ違った女子高校生の会話が聞こえてきた。
ジョンハニオッパとは、多分ジョンハニオッ、、、
ジョンハン''さん''のことだろう。
私、本当にジョンハンさんと、、、付き合ってたのか。
今じゃ、信じられないし、恐れ多いな。
ジョンハン『A。愛してる。』
もう、そんなこと言ってもくれないし私の事なんて覚えてないだろうな。
'' あの時 ''は、'' あの瞬間 ''は、私だけの特別だったのになぁ。
もし、あの時、、、引っ越す前に、、、
事務所に行ってたら、、、
ジョンハンさんに、、、会いに行ってたら、、、
''何か変わってた''のかな。
もう遅すぎるのに、そんなことを考えてしまう。
「'' 今更すぎる ''よね、、、笑。」
あー！ダメダメ！未練がましいこと考えるな！
私はもう区切りをつけたの！
そんなことを思いながら歩いていたせいか、誰かとぶつかってしまった。
「あ、ごめんなさい。」
「い、いえ、、、。」
もう、自分しっかりしろ！
てか、あの人''高身長''すぎて、、、ちょっと痛かったな。
それに帽子にマスクにって、、、怪しすぎでしょ。
そんなことを思いながら左肩を摩った。
「、、、A？」
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月18日 23時
