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お父さんに連れて来られたまま車に乗った。
後部座席を見るとお父さんの荷物がたくさん乗っていた。
最初からそのつもりで私を呼んだんだ。
「お父さん、、、ごめんなさい。」
ソジュン「本当に、、、。」
「ごめんなさい。」
お父さんが辞める羽目になるなんて、、、私のせいだ。
私がもっと気をつけて行動していたら､､､そう自分を責め込んだ。
ソジュン「ううん。お父さんだって、知ってたから。」
「え、、、？」
ソジュン「ジョンハナとAが付き合ってること。」
「､､､何で。」
ソジュン「お父さんには、何でもお見通しなんだからね！
何ならAがここに来たばっかの頃から何となく気づいてたよ！
ジョンハナのやつ大事な娘のこと好きになったなぁー！ってw」
「､､､そうなんだ。」
ソジュン「まぁ、確かに代表の言うことは正しい。
あいつらはデビューのためにあんなに努力してるのに、その写真だけで全てが水の泡になる。」
「､､､そうだね。」
ソジュン「まぁ、お父さんが知ってたのに知らないフリしたのが悪かったかなぁー。」
「でも、、、なんで、辞めるの？」
ソジュン「大事な娘に責任なんて負わせたくないしね。
それに、お父さん売れっ子チーム長だからさ！
買収されちゃって、どうせ辞めることになってたし！」
改めてお父さんの安心感と偉大さを感じた。
それに、例えあんなことになってなかったとしても、いずれはみんなと、、、ジョンハニオッパと離れてたんだ。
「じゃあ、次はどこに行くの？」
ソジュン「知りたい？？？」
「う、うん。」
何故かお父さんはもったいぶって言った。
ソジュン「'' BigHitエンターテインメント ''
ってとこー！」
「どこそこ。」
そんなにもったいぶって言うもんだから三大事務所かと思った。
プレディスが良い。
みんなが、、、ジョンハニオッパが居るところが良い。
全部、、、自分のせいなのに、、、
こんなこと言えないし、思う資格もない癖に、、、
心底自分にため息が出る。
でも、そう思っちゃうほど、、、自分にとってあそこが、、、みんなが、、、大切だったんだ。
私が変われたのはみんなのおかげだから。
この頃の私はまさか、、、そのBigHitが改名して''四大事務所''と呼ばれるとは思いもしてなかった。
ソジュン「これから1番デカくなる事務所！」
何故かお父さんはそれを見事に当てていた。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月18日 23時
