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(ふぅー。よし。)
私は教室の扉を開いた。
同じ学科の人達が席について何か作業をしていたり、
ものすごいコミュ力からもう友達ができている人もいたり、もちろん1人でいる人もいた。
私は、その内の1人でいる人だ。
私は、後ろから2番めの列の席に座った。
私の1つ席を空けて隣の男の人は高そうなカメラを大事そうに持って撮った写真を見ていた。
すると、こちらの視線に気づいたのか軽く会釈をしてきた。
すかさず私も会釈をした。
「あの、こんにちは。私は、キムAです。」
？「、、、あ、こ、こんにちは。
僕は、'' ユン ''ジェヒョクです。」
「(ビクッ)」
一瞬、、、びっくりしたよね、、、笑。
未だに反応してしまう自分が情けない。
その男の子は優しそうな雰囲気で、眼鏡をかけていて、重い前髪のせいで印象は暗いけど、優しそうな顔立ちだ。
人見知りなのか恥ずかしそうに応えてくれた。
初めての環境だったから、反応してくれたことにちょっと嬉しかった。
ジェヒョク「あ、あのー、、、。」
「うん？何？」
ジェヒョク「Aさんって、、、も、もしかして、、、」
その時、教室にドアを開く大きい音が鳴り響いた。
？「ふぅーっ！間に合ったぁー！」
見るからに明るそうな黒髪ボブの女の子が入ってきた。
そして、私の隣に座ってきた。
？「隣ごめんねぇー！今日からよろしくね！」
「あ、よろ、しく。」
？「名前は？私、チェジウン！」
「ジウンちゃんね。私は、キムA。」
？「A？日本っぽい名前！」
「あ、私日本人なの。」
？「へぇー！日本人の友達初めて！嬉しい！」
ジウンちゃんは飛びっきりの笑顔で握手を求めてきた。
すごいフレンドリーで元気な子だなぁー。と思いつつ、ものすごく嬉しくて、口角が上がったのが自分でも分かった。
「私も、、、韓国での女の子の友達はジウンちゃんが、初めてだよ。」
ジウン「ほんと！嬉し！」
今日が初めての割には上手くスタートを切れたな。と、安心して嬉しく思った。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月18日 23時
