今更すぎるよ。3《ジョンハン》 (ページ12)

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ジョンハンside① ページ12

Aとソジュンヒョンが代表室を出ていったあの日から数日がすぎた。

全然実感が湧かない。

2人がこの事務所から''居なくなった事実''が。

それは、俺だけじゃない、、、

HS「なんで、急にAいなくなったの？」

DN「そういえば、、、そうですね。」

WZ「別に、、、今は、、、気にする、、、ことじゃない、、、でしょ。」

WN「いや、ジフナめっちゃ気にしてる言い方。」

JN「まだ、Aと話したいことも聞きたいこともたくさんあったのにな、、、。」

MH「ソジュンヒョンも、、、いなくなったよね、、、？」

なんで2人が突然居なくなったのか。みんなは口々にそんなことをぼやいた。

''あの件''については、あの時に居た''あのメンバー''しか知らない。

すると、、、

MG「、、、A今頃どうしてるかな。」

ミンギュがそう呟いた。

ミンギュは多分、Aのことが好きだ。

いや、確実に好きだ。

何でもないようなフリしてるけどバレバレだ。

あの時、、、Aの隣に立って、、、

『俺にとって、、、Aが、、、

友達として、、、いや、''大切な人''だからです。

これ以上、Aが傷ついて泣いている姿を見たくないです。』

こう言ったミンギュはただ''大切な人''って言い換えただけじゃなくて、

Aのことが''本当に好きな人''なんだな。って、

瞬時に分かった。

普通に嫉妬したし、悔しかった。

ちょっと複雑な気持ちになる。

DK「、、、だね。学校も転校しちゃったし。」

JH「！！！、、、それは本当か？」

DK｢、、、ジョンハニヒョン。、、、はい。僕達が学校に登校しだした日にはもう、、、居なかったです。」

JH「、、、そうか。」

引っ越したんだ。

またその事実が、Aが俺から離れていくことを強く印象付ける。

そんなこと受け入れたくないから、今何してるのかAとはカトクをしていない。

あんな最後の終わり方は嫌だから、今すぐにでも会いたい、、、のに。

どこにいるのかも分からなくなってしまった。

SG「Aヌナとソジュンヒョンが居なくなった事務所、、、なんか、寂しいですね。」

SC「、、、だな。」

JS「''前''に戻ったみたい。」

みんなの雰囲気は最悪だった。

こうなったのも全部自分のせいだ。

JH「みんな、、、ごめん。俺が、もっと、、、」

MG「いや、謝るなら僕の方です。ごめんなさい。」

ミンギュが被せて言った。