今更すぎるよ。2《ジョンハン》 (ページ45)

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今日は発表会本番の日。

私は、机の上に教科書とノートを開いて、、、ただ、ボーッとしていた。

ジョンハニオッパのことで頭がいっぱいで集中なんて出来なかった。

ふと、横を見ると、、、

(あ、、、ミンギュのマフラーまだ返してなかった、、、)

あ！そうだ。

これを返すのを口実に事務所に行こうかな、、、。

そして、オッパに直接謝って誤解を解こう。

早く、仲直りしたい、、、。

午後21時。

朝から年納め評価と発表会をしているからもう終わってるよね？

そう、思って事務所に踏み込んだ。

大練習室からはみんなの笑い声やガヤガヤとした声が聞こえた。

女の子の笑う声もスタッフらしき人、先生の声も聞こえたから、きっと事務所内の人がみんな集まってるんだな。

そう、思って握っていたドアノブから手を離して、、、

あの練習室に向かった。

すると、、、

ミンジ「ジョンハニオッパ！絶対やめた方がいい！Aちゃんと別れた方がいいよ！」

そう言うミンジちゃんの声が聞こえた、、、。

何で、、、ミンジちゃんが、、、''ここ''にいるの、、、？

''ここ''は、、、私とオッパの大切な場所なのに、、、

オッパと初めて会ってから今までの時間の中で大切な、、、場所なのに、、、

なんで、ミンジちゃんが、、、

私は、その事実に黒いモヤモヤが胸の奥に広がっていった。

同時に、強く締め付けられた。

苦しくて、悲しくて、、、

オッパは、この場所を''何とも思ってない''のかな。

そう思うと余計に辛くて、泣きそうだった。

(ダメ、、、まだ、泣いたら、、、今まで''我慢して来た''から。)

JH「、、、本当か？」

久々にオッパの声を聞いた。

でも、今の私には''違う人''みたいな声に聞こえる。

「！！！、、、もう、無理。」

私は激しい痛みが走る胸を抑え、大粒の涙を流しながらその場から走り去った。

ﾄﾞﾝｯｯｯｯ！！！

「うわっ、、、ごめん、んな、さい、、、。」

誰かとぶつかってしまった。