今更すぎるよ。2《ジョンハン》 (ページ30)

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あっという間に、発表会の1週間前になった。

と言っても私は練習生じゃないから踊れないけどね、、、笑。

DN「Aヌナ！ちょっと、一緒に踊ってもらえますか？」

いつもの練習室で練習をしていたら珍しく、チャニが来た。

「どうしたの？」

DN「いや、、、その、1週間前なのに全然ダメで、、、お手本として僕と踊ってニュアンスをみんなに分かって欲しくて、、、」

まだ15歳という若さなのに、ここまで深く考えて真剣なチャニにすごく尊敬した。

「うん！いいよ！私で良ければ。」

DN「ありがとうございます！」

(ふふっ笑。可愛い。)

DK「あれ？Aじゃん。どうしたの？」

SG「Aヌナーーー！！！お久しぶりです！！！」

「ちょっとねチャニに呼ばれちゃって笑。」

MG「そうなんだ。なんか、やっぱお前がいると良いわ。うん。」

「え、そう？そんなことないと思うけどw」

MG「いや、雰囲気が良くなる。」

「あ、ありがとう///」

最近のミンギュは、素直に褒めてくれることが多くなった。

ミンギュと言えば意地悪してくる。だったから、未だになれない。

と、、、

JH「、、、A？」

ジョンハニオッパが笑顔だけど不機嫌そうに立っていた。

「オッ、、、！ジョンハン''さん''。」

そうだ。ここにはみんな以外にもヨジャの練習生も居るんだった。

ミンジちゃんも、、、。

DN「じゃ、Aヌナ。こっち来てください！」

チャニの方に小走りで向かった。

DN「ペアで踊る人達はよく見ておいてください。ニュアンスとか雰囲気とか感じて欲しいです。」

チャニはそう淡々と話した。自分よりも年上に堂々と言えるのは簡単なことでは無い。改めて感心した。

DN「スングァン！曲かけて！」

SG「あいよ！」

そして、call me maybeのイントロが流れる。

ミンギュやソクミナ、ジョンハニオッパ達は後ろに座っていて鏡に反射して写っている。

みんなの前でこんな風にペアダンスを踊るのは多分初だから妙に緊張した。

でも、踊り始めたらそんなのものはどっかに行ってしまった。

すごく、楽しくて心の奥がムズムズして思う存分踊ることが出来た。

それに、チャニはダンスがものすごく上手だから間のとり方とか、その場の空気とかもしっかり掴みやすくて、今初めて踊ったのに前から一緒に踊ってたみたいに息もピッタリだった。