今更すぎるよ。2《ジョンハン》

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「今日からしばらく1人か、、、。」




楽しい昼休みのはずが今日は1人で机に伏せている。


明後日舞踊の本番のミンギュと熱を出してしまったソクミナは休んでいる。


少し話せる子は居るっちゃ居るけど、続かないし、変に気を使ってしまって疲れてしまう。




(トイレにでも行こ、、、。)




トイレに行ってみるとたくさん居た。


携帯触ってる子、化粧直ししてる子、雑談してる子。




(ここは、トイレだっての！)




仕方なく、別の場所にあるトイレに向かうことにした。


そこは人気が少ない予備教室横のトイレで、たまに使ったりしていた。




(ふぅー、よし、誰もいない。)




と、入ろうとした時、、、




「ねぇ♡ダメだってば〜♡」


「うるせぇな。お前だってしたい癖に。」


「んもうぉ〜♡」


「え、、、。」




イチャイチャしているカップルがいた。


いや、ちょっと待て。


ここ女子トイレな。てか、学校！


最悪な状況を見てしまったと急いで出ようとした時、、、


ふと、その相手の男と目があった。




(やばい、、、。)




女の子の方は、私に対して後ろ向きにその男の首に手を回していたから気づいていない。


男はニヤリと口角を上げて、私に見せつけるかのように女の子の腰に手を回した。




(キんﾞんﾞんﾞんﾞんﾞんﾞモっ！！！)




急いでそこからダッシュして離れた。




(何なのアイツ！キモすぎ！てか、女子トイレですんなよ！)




そんなことを思いながら教室に着いた。














「今日で1人じゃなくなるぅー。」




今日は舞踊の発表会。もちろん、お父さんに行きたいとせがんだが断られた。


ソクミナは今日まで休んで明日から来る。


早く、2人に会いたい。


会えなかった3日間分の話を早くしたい。


想像するだけで楽しかった。


本当に良い友達できたなぁーなんて思いながら今日の昼休みを過ごした。


そして、放課後、、、


いつものように帰ろうと席を立った時、何やら廊下がザワザワしていた。


微かに女の子の「キャー！！！」という黄色い歓声も聞こえる。


全く興味のない私は、(早く帰ろー)と、教室を出た。




？「あ、ねぇ！そこの可愛い君！」


(今日は何の練習をしようかな。)


？「ねぇ聞いてる？」


(あ！あの時のやつまだ満足してないからそれをしよう！)


？「ねぇってば！」




と、急に肩を掴まれて後ろに振り向かされた。

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