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それから、選抜組との練習が始まった。
ジョンハンさんはというと、ソクミナ達が居る中練習室に戻っていた。
先生「Aちゃんはミンジだから、、、ミンギュとペアね。」
「は、はい。」
MG「よろしくな。」
「う、うん。って、練習の間だけだけどねw」
MG「まぁなw」
それから、みんなとひたすらに合わせる練習と、細かい所を揃える練習ばかりしていた。
ふと、端に目をやるとさっきまで椅子に座っていたミンジちゃんがいなくなっていた。
先生「Aちゃん怖いだろうけど頑張って。」
「は、はい。」
スニョンが言っていた大技の練習に入った。
これからする大技は、スンチョルオッパとジフンさんとミョンホの背中を階段替わりにして、ミンギュ達のところに背中から倒れるっていうやつで、、、
HS「よし。A！来い！」
DN「ヌナ。安心して来てね。」
「う、うん。ありがとう。」
って、言ってもほぼ受け止めてくれるのはミンギュなんだけど、ほらデカいし。
MG「大丈夫。」
ミンギュのその一言だけが妙に安心感があって、足を1歩だし、、、そのまま勢いよく進んだ。
そして、背中から思い切って倒れた。
スニョンやチャニ達が足や腕を支えていて、、、私は、ミンギュの腕の中に収まった。
先生「おぉー。1発でできるなんてすごいじゃない！」
先生にも褒められたことに嬉しくて顔を埋めていると、、、
MG「やるじゃん！A！」
ミンギュが人懐っこい笑顔で言ってきた。
それから、選抜組の練習も終わりそれぞれの時間を過ごしていた。
HS「いや〜A軽くない？」
DN「もうちょっと食べた方が良いと思います。」
MG「そうか？めっちゃ重いけどな。」
「ミンギュ。もう1回言ってみて？」
MG「あ、ヤベw」
SC「wwwwwミンギュ逃げろー」
「あー本当にw」
そんな私たちを見てみんな笑っていた。
いや、みんなではないか。
「あの〜私たち先に帰りますね！」
SC「あぁ。じゃあな。」
「じゃあ、また次の練習の時よろしくお願いします！」
ヨジャの練習生たちはまるで私が居ないかのように振舞っていた。
WZ「なぁ。Aにも挨拶しろよ。」
「あ、ごめんなさい！Aさん、気づかなかったです〜。今日はありがとうございました。」
「あ、いえこちらこそ、、、」
笑顔だけど笑顔じゃない。
それに''気づかなかった''って､､､まぁ何となく察した。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月1日 23時
