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俺はいつの間にか中練習室から出て、Aが居る練習室の近くまで来ていた。
「練習、はかどってる？」
Aは今踊り終わったみたいで、息を切らしながら床に寝転んでいた。
A「え、、、ジョンハンさんこそ、、。練習は？」
と、焦っていた。その反応が可愛くて面白かった。
それから、抜き打ちでオーディションがあったことも話していた。
「そうだな。後、1週間あるからAがここに来た時に練習しよーって思ってたんだけどな、、、」
なんて、ダセェ言い訳しか口から出てこなくて、、、って、本当はオーディションに落ちたことに悔しくて、、、それを誤魔化すように笑った。
A「ジョンハンさん、、、。無理に、、、笑わなくて良いですよ。その、私､､､話聞きます！」
あーあ。また、Aの前でかっこ悪い姿を見せてしまったなー。
なんて思ったけど、何故か、気楽でそれが嬉しい自分がいる、、、。
A「全然、カッコ悪くないですよ！ジョンハンさんが舞踊苦手なのに頑張って練習しようとしてたの知ってますから。」
Aは優しく笑って言った。
その瞬間、胸が強く締め付けられた。
「、、、ふっ笑、悔しいなぁ。」
本当に悔しいよ。
Aにいつも振り回される。
Aの笑った顔を見るといつも心臓がうるさい。
Aと誰かが楽しそうにしてる姿を見て、黒いモヤが内に広がってイライラする。
Aのことをまだ多く知らない俺に対して、ミンギュは、、、Aのことをたくさん知ってるようにみえるし、、、。
それに、、、
気づいたらAに
''会いたい''
って思ってる。
Aはそんな俺の気持ちも知らずに「私も悔しいです！ジョンハンさんが選抜されないなんて。」って、
うぅ〜って悔しそうにしてて、それが可愛くて、面白いくて、、、
多分、Aのこと、、、
まだ、分かんねぇ。
〜ジョンハンside fin〜
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月1日 23時
