ジョンハンside�� ページ38
先生「んじゃ、10分後にナムジャのオーディション始めるから。準備して。」
突然、先生がそう言うもんだから驚きが隠せなかった。他の奴らも慌てていた。
SG「そんな聞いてないよ！！！」
JN「どうしよう！」
MG「来週の木曜日じゃなかった？？？」
DK「俺、、、落ちたかも。」
DN「そんな、始める前から弱気でどうするんですか。」
WZ「抜き打ちか。」
SC「っぽいね。」
HS「よし。ここさえ完璧にすればおっけいと。」
やはり、あの3人だけは唯一落ち着いていて俺らがあたふたしている内に鏡の前で練習をしていた。
JS「はぁーまさか抜き打ちなんてね。」
ここに来て1番仲がいいジスが俺の隣に来て、そう言った。
「あぁ。」
俺は、ただそう一言だけ返した。
(あぁ。Aと練習してからオーディションしたかったな、、、)
そんなことを思っていた。
案の定、俺は選抜から落とされた。
受かったのは、あの3人とミョンホとミンギュとディノの6人だった。
そりゃ、あいつらに比べて練習してなかったからか。
そう、自分に言い聞かせていた。
このモヤモヤした気持ちに気づかないように。
そして、選抜されたやつだけのパート練が始まり俺らは自主練時間となった。
SG「はぁ。落ちちゃったか、、、。」
VN「うん。、、、」
DK「中練習室なんて久々使うなぁ〜」
WN「、、、俺、トイレ行ってくる。」
JN「あ、僕も！」
JS「ハニ、、、俺ら本当にデビューできんのかな、、、。」
そのジスの一言でその場に重い沈黙が流れる。
DK「そ、そんな舞踊だけが全てじゃ、、ないし。、、、笑」
「そうだったらいいけどな、、、」
あー辞めたい。
こんな緊張状態にあと、何年居るのだろうか。
そう思うと、そんなことを無意識に思っていた。
JS「もっと、、、頑張んなきゃね。」
「あぁ、、、。」
頑張る。か、俺らはあとどれくらいの頑張りをすれば報われるだろうか、、、
そんな、思いっきりネガティブ思考になっていた時、ふと、Aのことを思い出した。
(こうゆう時、Aに会ったら楽になるんだよなぁ。)
SG「！ちょ、ジョンハニヒョン！どこ行くんですか！」
DK「スングァン。、、、良いんだよ。」
JS「そうそう笑。」
SG「トイレが間に合わないの？」
DK「違うわwwwとりあえず！俺らは練習！」
SG「えー！ジョンハンヒョンだけずるい！」
JS「じゃ、頑張りますか。」
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月1日 23時
