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それから時間もあっという間に過ぎ、時刻は22時過ぎになっていた、、、。
「はぁ。はぁ。はぁ。」
その場に倒れ込む。と、
ソジュン「A、、、すごい！すごいよ！A！」
お父さんが居た。
「あ、お父さん、、、。」
ソジュン「いやー、Aがこんなに踊れるなんて思いもしてなかったよ！」
そういえば、お父さんに踊ってるとこ何気に見せたことないな。なんて思っていると、、、
ソジュン「ねぇ！A！今度練習生の舞踊の全体練習があるんだけどさ！Aも来ない？」
「え、無理無理無理。私が行っちゃダメでしょ！」
ソジュン「いや、A本当に凄いよ。どの練習生よりも上手い！お父さん嬉しい！」
「いや、、、それ、、、」
親バカでしょ。って言いたいところだけど、、、
「、、、ありがとう///」
素直に喜んだ。
だって、お父さんに、、、家族に褒められたことが何よりも嬉しかったから。
ソジュン「今日はもう練習やめな？お父さんと早く帰ろ！」
「うん。帰ろ！お腹すいたー」
ソジュン「今日はトムヤムクンね！」
「えーまたぁー？」
ソジュン「そんなこと言うなら食べさせないよ？」
「嬉しいー(棒)」
ソジュン「嬉しくなさそーwwww」
「だって本当のことだもんw」
それから数日がたち、暑い夏も終わって涼しくなり始めた9月のとある土曜日の朝。
「、、、ねぇ。お父さん。本当に私も行くの？」
今は、車で事務所まで向かっている途中、、、
ソジュン「当たり前！だってあんなに上手なんだから練習生のお手本として踊ってもらわなきゃ！そして、俺はそれをビデオに撮ると。」
なんか、聞こえた気がするけど、、、そんなことよりも、、、
「え、、、お手本ってどうゆうこと？私も今日踊るってこと！？」
ソジュン「うん？そうだけど。」
「いや、そんな「どうしたの？」的な顔で見られても！」
ソジュン「いいの。いいの。練習の間だけ代役として踊るだけだから！」
「代役、なら、」
ソジュン「ふふっ笑。Aもアイドルなればいいのに〜」
「私には別世界すぎるよ笑。」
ソジュン「そう？可愛いし、ダンスも上手なのに、勿体なーい。」
お父さんは少し不貞腐れたように言った。
そんなお父さんの発言に少し嬉しかったりする。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月1日 23時
