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JH「じゃ、あの練習室行こうぜ。」
「あ、はい！」
ジョンハンさんってああいう一面があるんだ。ジョンハンさんの知らないところを知れて嬉しかった。
もっと、ジョンハンさんのこと知りたいな。
私より1歩先を歩くジョンハンさんの背中を見ながら思った。
JH「へぇー。じゃあ、今舞踊の練習してんの？」
「はい。」
JH「踊ってみてよ」
「え、い、今ですか？」
JH「うんw見たい。」
「いや、私初めてのジャンルだし下手くそですよ？」
JH「いいよ別にwそんなの気にしてないから。」
舞踊といっても、お父さんからもらったビデオは男女ペアのビデオで、私はヨジャの方を踊った。
JH「おぉ。全然下手くそじゃないじゃん笑。」
「ほ、ほんとですか！、、、///」
ジョンハンさんに褒められてすごく嬉しかった。
JH「wうん。ねぇ、ちょっとさ、一緒に練習しない？」
そう言ってジョンハンさんは立ち上がって私の目の前に来た。
「え、、、練習って舞踊のですか？」
JH「うん。いい？」
「いいですよ！、、、//」
つい勢いで返事しちゃったけど、、、
JH「おぉ。断られるかと思った笑」
そう言って、ジョンハンさんが笑ったから少し緊張するけど、、、別にいいかな。
ジョンハンさんと踊ったは良いものの、緊張しすぎて上手く踊れなかった。
触れ合うところとかも目が合って胸が張り裂けそうだった。
JH「俺のが足引っ張ったよな？ごめん。」
「いえ！全然、私も間違えましたし。」
JH「はぁー。どうやったら滑らかに踊れるかなぁー」
「難しいですよねぇ。」
JH「いや、Aに言われても笑。」
「いや、難しいですよ！」
それからジョンハンさんは少し鼻で笑って、何かを諦めたような顔でこう言った。
JH「実はさ、その舞踊の発表会って選抜された人しか出れないんだよね。」
「え、みんなで踊るんじゃないんですか？」
JH「うん。それに、噂があってさ、この舞踊の発表会に選ばれたやつはデビューが近いやつらしいんだ、、、」
「そうなんですか、、、。」
JH「だから、みんな必死こいて練習してて俺も練習してんだけど、、、上手くいかなくてさ、、、
俺、、、選抜されない気がして、きてさ、、、。頑張ってるのに、、、」
ジョンハンさんの弱い姿を初めて見た、、、
私は、ただ聞くことしかできなかった、、、。
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年7月1日 23時
