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A「っっ！！！､､､。」
全身に走る痛みを感じながら、状況を把握しようと上半身を起こした。
すると、すぐ隣にはジョンハン先輩が倒れていて、更には銀色の大きいスーツケースが2つあった。
A「ジョンハン先輩､､､！」
ジョンハン「､､､！！！っつ！！！ここは､､､」
A「ここは､､､私たちの地域の小さい山の中です、ね。」
良く、目を凝らしてみれば馴染みのある街の風景が見えた。
本当に現実世界に戻ってきたんだ､､､。
それと同時に､､､スニョンが居ないことも現実を突きつけられた。
ジョンハン「､､､俺ら､､､これからどうやって過ごせば良いんだ､､､？」
ルール上、生き残った人は現実世界に戻された時全ての人からその人の記憶が消されている。
もちろん、友達も家族も､､､。
ジョンハン「クソっ､､､母さんとハナはどうしたらいいんだ､､､！」
「､､､私たち、家族だけじゃなくて、親友も､､､幼なじみも失って､､､どうやって生きれば良いんですかね､､､。」
もう､､､何も残ってない。
残っているのはお金だけ。それ以外何も無い､､､
ジョンハン「､､､なぁ、俺たち､､､一緒に暮らす､､､か。」
A「え､､､。」
ジョンハン「､､､嫌か？」
A「いや、その､､､急で､､､」
ジョンハン「ふっ笑､､､もうこの世で俺を知っているのはAしか居ない。で、お前の事を知ってるのも俺しか居ない。だからさ、お金もこんだけあんだし、2人でどっか､､､人があんま居ない田舎に行こうぜ。笑」
A「！､､､はい。笑」
まだ、完全には立ち直れないと思った。
けど、私の隣にいるジョンハン先輩が､､､そうやって明るく未来の話をしてくれたから､､､
ジョンハン先輩と一緒に居るんだったら､､､
生きていける気がした。
ジョンハン「じゃあ、行こうか。」
A「､､､はい。」
ジョンハン「にしても重すぎるなこれ。」
A「何とか引っ張ればいけるかも？」
ジョンハン「何だそれw､､､あ、ちょっと寄りたいとこあんだけど良いか？」
A「良いですよ､､､！」
そして、着いた場所は､､､ジョンハン先輩の家だった。
ジョンハン先輩はしばらくの間、玄関の扉を見つめてドアノブを触っては離してを繰り返していた。
その姿に､､､少し泣きそうになった。
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みかん(プロフ) - ユメさん» えー🥺嬉しいお言葉ありがとうございます✨これからも頑張ります！ (8月15日 22時) (
レス) id: e63f6b3cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ユメ - コメント今までしてなかったのに急にごめんなさい！感想だけ言わせてください！大号泣でした。感動しまっくって顔ボロボロです⊂(;・;)⊃ (8月15日 22時) (レス) @page7 id: 56046c8d59 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 凛凛さん» そう言って貰えてすごく嬉しいです！最後まで読んでくださってありがとうございました😭✨ (6月15日 22時) (レス) id: e63f6b3cb0 (このIDを非表示/違反報告)
凛凛 - 凄く感動しました！お話の内容がすごく好きです！ (6月15日 21時) (レス) @page7 id: 5e81739ecc (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - うわ！教えて頂きありがとうございます😭 (6月12日 22時) (レス) id: e63f6b3cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2023年6月11日 19時
