Phantasmvoid†虚空の幻影†

どんな子？ ページ4

ｵｻﾑ「空閑！！ハァ、ハァ」

ドタバタとやってきた

修は息切れをしながら遊真の名前を呼ぶ


ﾕｳﾏ「オサム・・・？」

名前を呼ばれた遊真はやや疑問形で

修がいる方を見る


ｼﾞﾝ「メガネ君も聞いたんだな？」


ｵｻﾑ「はい。

　 ・・・一応。」


じゃあ話を戻すよ。

とでも言うように遊真はまた話を始める。


ﾕｳﾏ「んで、俺の知り合い

　 “A”って言うんだ。」


ｼﾞﾝ「・・・！！

　 おい、遊真。

　 その子の特徴分かるか？」

心当たりが有るのか迅は遊真に聞く。

ﾕｳﾏ「う〜ん、Aは・・・

　 普段と戦闘時違うからな〜。
　
　 でも、変わらないのは猫耳かな。

　 戦闘時は人魚になるし、

　 治癒術が使える。

　 あと、黒いウサギが一緒にいるはず」


ｵｻﾑ「人魚ぉ！？」

さらっと言った割に、

信じられない発言がでて修は珍しく取り乱す。


ｼﾞﾝ「でもその子は一応近界民なんだろ？

　 そういうことがあって(違う｣


ﾕｳﾏ｢Aは近界民じゃないよ。｣


え？とでも言うように迅と修は目を見開く


ﾕｳﾏ｢俺にもよくわからないけど

　 近界民じゃないよ。｣
　

ｼﾞﾝ｢そうか・・・でもたぶんその子、

　 ボーダーに勧誘されてるの子のことだ

　 その子は門が発生した時に時々現れて

　 怪我した人を回復したりしてる

　 その子に会いたいならボーダーに

　 入ったほうが会えるかもな。」

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