平和な世界。叶うまで (ページ12)

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日常ページ12

king&princeの朝は遅い。

３時間目の授業が始まる前の休み時間。

髙橋「おはよーございまーす」

岩橋「おはよー先生。」

神宮寺「おはようございます」

平野「おはよー」

廉「おはよう先生」

岸「おはよう」

藤ヶ谷「おはよう。皆。遅いぞ、明日は朝から来いよ。」

平野「えー。」

岸「紫耀。しっかり！」

平野「…………………はーい」

渋々頷く平野。周りのみんなは呆れた顔。

いつも遅刻の原因は平野の寝坊だ、５人がかりで叩き起こしてもいつもこのくらいの時間に学校に着く

この高校が平野の家からそう近くないせいもあるだろうが、１回目の声かけは朝の五時半だ、遅刻しないよう早めに起こしに行く。

だが、結局平野が起きる時間は午前十時半を過ぎたくらいだ、本当に毎日頑張って起こそうとしてるのに、どんなに揺らしても爆音のイヤホンをさせようとピクリともしないから一周回って才能だ。

一番規則正しいのは意外にも高橋だ、朝は彼が一番早く起き平野を起こしに行く、岸と神宮寺がその次に大体同じ時間帯で起きてくる、永瀬・岩橋は、少し寝坊気味だが毎日岸が二人を起こすとすぐに起きてくる。

平野「なんでみんな朝そんな早く起きれんの？海人とかさー」

高橋「んなん意識しなくてもパッと起きれる」

岸「海人みんなより断然早く寝るもんね」

そんなこんなで彼等の朝は遅い。