▼ ページ45
2人でグズグズしながら身を寄せていると
どこからか誰かが飛んで来た
JN「あれ、泣いてるじゃん〜(笑)」
そう言って、私とドンちゃんを丸ごと抱き締めてくれたのは
ジャニヒョンだった
皆が呆れて笑ってるのが遠目でも分かる
ジェヒョンがマイクを通して言った
JH「チャルラ、ヘチャナ〜！ファイティ〜ン!!」
チングのその声に、少し背筋が伸びて
慌てて涙を拭うと
その姿がモニターに抜かれてたみたいで
会場に少し笑いが起きた
離れたところにいるメンバー達も
茶化したり、微笑んでくれたり
色んな反応で 良いムードに運んでくれた
ドンちゃんは私の頭をガシガシした後
通路を走って行ってマークのところへ行ってしまう
ジャニヒョンと一緒にゆっくり歩いて
皆のところへ向かってる間、不思議なんだけど
怪我なんてまるでなかったかのような軽い足取りだった
少し歩いた先にはジェヒョンが迎えに来てくれて、
ジャニヒョンがそっと背中を押してくれる
彼が私に向かって腕を伸ばす
その手を掴もうとして、周囲がまるで
スローモーションのように見える感覚になる
少し視線を移しても
沢山のシズニが笑顔で私達を見上げている姿
声援と表情、ペンライトを回す動作すら
沢山の愛情に今、包まれていて
汗で火照ったジェヒョンの手が
私の手を強く握り締めた
その時見せた笑顔が少し幼くて
初めて会った日のジェヒョンと重なって少し見惚れた
そうして無意識に
掴まれていない方の手を握り締める
ここには居ない
もう1人の親友の薄い手のひらを思い出しながら
ねぇ、私…ようやく夢が叶ったよ！
@_最後のメント🦉[画像]
今日で日本のツアーも終わりですよね。
このツアーを通して、私達と遊んでくれてありがとうございました。そして…ずっと私とヘチャンを待っていてくれてありがとう。
楽しかったですか？…はい…私達も楽しかったです。
ずっと…歌手になった時から、こうやって皆さんと日本で会って、コンサートをすることを夢に見ていました。
シズニと、メンバー達と、大切なスタッフさん達と、マネージャーさん達と皆で過ごせたこの時間が大切だし、とっても幸せでした。
これからも変わらずに、NCT127の応援をお願いします。
皆…夢を叶えてくれてありがとう！
気を付けて帰って、よく休んで下さいね〜！
私達またカッコいい姿で帰ってきます！またねん♡
小声)
あ…私、泣かなかったね？(隣のテイルに向かってTT)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 164人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：F | 作成日時：2019年8月5日 1時
