#Always_Be_With_You (ページ6)

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医務室を出て… ページ6

医務室からの帰り、ジェヒョンはえくぼ顔で「大した事なくて良かったじゃん」って言ってくれたけど、マークは浮かない表情をしていた
まるで私の痛みを分かちあってくれてるみたいに

弟にそんな顔をさせてしまってること…
ダメなヒョンだってこと
改めて実感する

JH「マーク～お前がそんな顔してどうする？(笑)ペンに心配されちゃうよ」
MK「ん、ごめん…」

弱々しい声にいよいよ私も謝る番だった

「ごめんね…私がドジなばっかりに。いつも迷惑かけてるのに…また巻き込んだ」
MK「チャルラヒョンの決断なら仕方ないです。分かってます。でもオレよりも他のヒョン達がどう思うか…」
「うん、そうだね…。皆にも後でちゃんと話すよ」

真剣に伝えると、マクはやっと微笑んでくれた
ジェヒョンは黙って私達の様子を静かに見届けてくれていた

JN「A！…もう平気なのか？」

控え室に戻ると真っ先にジャニヒョンが来てくれた
気を使って小声で話してくれてる

「さっきはありがとうヒョン。テープ巻いてもらったし、ちゃんと歩けてる。テヨンイヒョンには…その…」
JN「お前が自分から話したがると思って伝えてない。けど…それよりテイリヒョンが…」
JH「ホラ、だから言ったろ？(笑)」
JN「今ドヨンが近くで様子見てるけど中々収まらないよ。いつものヒョンらしくないよなぁ」

ジェヒョンめ、他人事だからって笑ってる…

「チャルラヒョン…オレ、代わりに話してきましょうか」

マクが私の腕を掴んで真面目に言ってくれるけど、
私は首を横に振った

何で？って顔をされる

「ステージの態度で見せるよ。もちろんペンに向けてもあとで必ず報告する」
「……分かりました」

私の腕からマクの手が離れた時、またするりと別の両手が私に絡み付く

ドンヒョクがじぃ～っと私の顔を覗き込んでいた

HC「チャルラヒョン！どこ行ってたんですかー！一緒にBoAヌナ達のステージ観ようって約束してたのに～！」
「ドンちゃん…！ごめんー。ちょっとお腹壊してトイレ行ってたよ(笑)」
HC「わあ、ものすごい長い時間行ってたんですね…大丈夫なの？」
「このくらいへっちゃら！まだ間に合う？今からでも良いから表出てみよう？」
HC「行く行くー！あ、マクヒョンも行きましょー」
MK「あ、おい。行くから、ちょっと待てって…」

ドンちゃんは、マクと私の腕を片方ずつ絡ませてずんずん歩いて行ってしまう

少し振り返るとジェヒョンと目が合って"行って来い"と手を振ってくれた