#Always_Be_With_You (ページ33)

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Black on Black① ページ33

今日は音楽祭へ出演

2018と127が一緒に出ることとなり、嬉しさ反面
沢山のお客さんの前で実力以上を発揮できるか少し不安だった

バンに乗る時、ウィンウィニが隣に立ってさりげなく支えてくれた

沢山のペンに挨拶をして乗り込むと、自然と隣に座ってくれたのはクンヒョンだった

KN「チャルラ、大丈夫？」
「クンヒョン～！！めっちゃ緊張するよ…。ヒョンだって緊張してるのにゴメン…。私の震えが移っちゃわない？」
KN「ぼくはこういう時、誰かといる方が楽かな。だから、ぼくのこと気にせず震えて(笑)」
「うん…ありがとう」

バンは3つに分かれて向かうことになっている

私の隣にはクンヒョン、前の座席にテイリヒョンとルーカスが
後ろの座席にはウィンウィニとテヨンヒョンがいる

私とクンヒョンの会話を聞いたのか、ルーカスが頭を天井に打っちゃわないようにして、慎重に振り向いた

LU「ヒョン、緊張してるって？」
KN「あ、一番の緊張ブレイカーが来た(笑)」
LU「俺と話していたらすぐ緊張なんて解けますよヒョン！」
「ルカス、ありがとう(笑)大好きよ」
LU「俺もLove～～！！」

ルーカスの隣に座ってるテイリヒョンも通路から少しだけ顔を出して
「2人ともジョンウやユタとか、話しやすい人と連絡したら？」と提案してくれる

「テイリヒョンで十分なんだけど、ルカス席変わってくれる？(笑)」
LU「さっきは俺のことが好きって言ったのに！」
KN「それを言ったら、今ぼくが隣に居るんだけど？ぼくじゃダメなの？」

2人に責められて、自然と焦る

「あ、あれ…？何かいつも通りの感覚が戻ってきたかも～！」

なんてワチャワチャしながらあっという間に会場に着いて、控室へ向かう

途中テイリヒョンにウザ絡みされて、そのまま並んで歩いていた

…最近のヒョン、変

事務所に所属していると
私達には毎年…いや毎日単位で色んな変化がある

寂しいね
私達どんなに頑張っても、どうにもならない部分ってあるんだ

少し先を、マークと並んで歩くウィンウィンの背中を見つめる
最近…マクと仲が良いよね…
大切な私とジェヒョンのチング

いつ会ったってあたたかくて温厚で、親切に接してくれるクンヒョン

おちゃめなルーカスは、今だって悠太くんに可愛がられてる

後ろを見ると、テンヒョンとテヨンヒョンが笑いながら歩いてる

歩いていて軽く触れてしまったテイリヒョンの手は冷えていて、不安になった

ヒョンと目を合わせると、黒目が少し揺れた