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私とジェヒョンのJuly. 3 ページ20

ー誰かを想うこと…それは愛

ー花びらのようにひらひらと舞う愛も…

ー木のようにどっしりと構えた愛も…

ー相手に同じ気持ちがないと、すれ違うもの…
 あなたは僕に振り向いてくれる……?

ー今夜も僕達と…Night night



スマホの画面に映ってスピーカーから聞こえた声はいつもと変わらない
お仕事中の顔をした2人


なんとなーく
気恥ずかしくて今まで一度も放送を見たことなかったけど

テヨンヒョンが時々いじるオープニングの甘い言葉は
本当だったんだ…(笑)



台詞が終わると音声は途切れた

コマーシャルになると2人は談笑してる
たまに固定カメラやその向こうにいるペンに向かって手を振ったり

それが終わればまたオンエアになって…

再び仕事の顔に戻って



離れてみると…2人とも、大人の男性だなあって思った


こんな人達と一緒に仕事ができていることが誇りだし

私達を家族だなんて言ってくれるジャニヒョンのあたたかさにじーんとして

私のためにいっぱい気を遣ってくれるジェヒョンを邪険に思うなんて




私…ひどいこと言っちゃったな
と、胸の内に罪悪感がじんわり広がった


すぐに謝りたい
そんなことを漠然と考えて…どうしたら良いだろうと膝を抱え直していると
画面の中ではジャンDが進行をしてる…



〈あー…そう…では次はこの手紙読みましょうか?
IDは、素直になれないワタシ…だって(笑) 可愛いね…何に素直になれないのかな?

ワタシは最近好きな男の子に嫌われてしまいました…理由は簡単で…ワタシは一人で全部判断していたんです
相手の顔色も、メッセージの返信にも全部…自分で勝手な推測を加えて、都合よく見えるように置き換えていました…
そのせいで男の子と話が噛み合わないことが増えました。当たり前ですよね、ワタシがもっと相手を見つめていれば…
今はただ仲直りがしたいです。

なるほど…そうなのか…ちなみにこのメッセージを送ってくれた方は今日いらっしゃいますか?……おりませんね。今画面の向こうで聴いてくれていますよね?〉


するとジェDは表情だけでフッと笑った
どうして…?今のメッセージに…


ジャンD〈ジェDは今少し、感傷的な…感情を出して…難しいですが…なんて言えば良いですか?〉

ジェD〈感傷的な、で良いと思います。または自虐的とでも…
このメッセージの方と気が合いそうです…
僕もよくあります…
いわゆる、誤解ですね…?〉

私とジェヒョンのJuly. 4→←私とジェヒョンのJuly. 2



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作者名:F | 作成日時:2018年8月15日 2時

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