私とジェヒョンのJuly. ページ18
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時は流れ――
2018年
私にとって2度目の先輩達との舞台が近づいて
その練習が増えてきた頃、
移動中に何度も、ジェヒョンと座席が隣同士になることがあった
不安症の私を気遣って
沢山のスキンシップとコミュニケーションを取ろうとしてくれた
でも私にとっては、ジェヒョンのペン達を刺激する行為だと感じて…余計に緊張してしまって…
"ちょっと迷惑かも"って芽生え始めた気持ちを伝えられないていた
私は物事をハッキリ伝えるのが苦手
でもジェヒョンはアメリカと韓国、両方の文化を身に付けてる人だから
言いたいことは余計に伝えてあげないといけなかった
ある練習帰り
バンに乗った直後、勇気を振り絞って彼に言う
「ジェヒョンごめんね、最近私、緊張してて…」
JH「おーチング(笑)緊張しなくていいから…今これだけ頑張ってるんだから周りは絶対に認めてくれる」
A喉乾いてない？
Aコンビニ寄るけど何か買ってくる？
ドヨンイヒョンとはまた違う世話の焼き方に頭を悩ませていたら
ついに爆発した
「ごめん…今ナイーブで。1人になりたいの」
ジェヒョンはどう思うだろう
静かに様子を伺うと、思ったよりジェヒョンはけろっとして
「オーケー」って離れてくれたんだ
なんだ
こんなならもっと早く伝えたら良かった
そう顔に出したのがダメだったみたい
それから空港でも、移動でも、
ジェヒョンは私を一切見なくなったし
話すこともなくなった
@_ジェヒョンとチャルラ、喧嘩中？
@_ついこの間まであんなにベタベタだったのに心配…
ペンのＳＮＳにも書き込まれる始末
話しかけてこないのも、ジェヒョンの気遣いって分かった
私がそうしてってお願いしたから
でも…こんなにも話さないと喧嘩したみたいになっちゃって
また一緒にいるきっかけがお互いに掴めなくなっちゃった
テイルヒョンは私達を見て、この前の俺達みたいだって笑ってくれたりするし
心配そうにするウィンウィンにはすごく申し訳なくなる
そんな中…弟ドンヒョクはいつも通り接してくれて…
ドンヒョクのジョークに私がちょっと可笑しく返したりすると、
面白いよね〜ジェヒョンヒョン？
って自然に橋を掛けてくれたりもしたけど
ジェヒョンは遠くでニコッて笑うだけだった
その対応にドンちゃんは寂しそうな顔をするから、マークがなぐさめて……
こんな調子だからメンバーにも気遣わせちゃう
そんなある日、たまたま宿舎で悠太くんと日本語で言われた
私とジェヒョンのJuly. ２→←〔ペンブログ〕File #1
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作者名：F | 作成日時：2018年8月15日 2時
