97Lineのチング�� ページ7
ウィンウィンが「今回は僕が優勝ね〜♫」と勝手に決めて
その後もしばらくたわいもない話をして生放送をしたけど
マネヒョンから迎えの到着の連絡が来て結局ドタバタで配信を終えてしまった
うう…今度ジェヒョンのペンに謝らないと
ミュージックビデオの撮影もスポが出来ずに無理にごまかしてしまったし…
帰りの車内、スモークガラスの向こうで幻想的な街灯が揺らめいている
ウィンウィン、ジェヒョン、私とマネヒョンだけの時間が流れる
眠りたいのに…なかなか寝付けない私に気付いたのか、"着いたら起こすから安心して寝なさい"とマネージャーヒョンが言ってくれる
その言葉に甘えて目をつむると、一瞬だけ懐かしい日本の景色が見えた気がした
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「ただいま…」
宿舎に帰宅すると25時
いつもより早い時間で嬉しい…と麻痺した感覚で思ったり
クチルズは靴を脱ぐなりそれぞれの部屋へと消えて行った
私は1人でリビングへ向かう
ドアを開けるとヒョン達がテレビを観ながら談笑していた
「ヒョン達ただいま」
YT「お〜おかえり」
迎えてくれるのはテヨンヒョンと悠太くん
ジャニヒョンの年上ライン
マクもカーペットの隅っこの方にいた
マクの隣に座って一緒にぼーっとテレビを眺めてみるけど
帰りの車の中で気になってたことが頭から離れない
そのまま悠太くんの顔を見たらつい日本語が出た
『悠太くん…さっき配信観てたってメッセくれたけど、本当？』
『ん？おー、観てた！けどウィン子が愛嬌したところでシャワーの順番になっちゃって…ちくしょう…』
…ということは、ジェヒョンとのやり取りを見られてないってことか
ほっと胸を撫で下ろす
悠太くんとは日本人の感覚で話すことが多いから…
いくらお互い韓国の文化に馴染んだとはいえ、スキンシップの面で誤解されると恥ずかしい
本当はメンバーなのにそう思っちゃダメだよね…信頼してないのと同じだ
テヨンヒョンが私達のやりとりを何となく分かったのか
次の瞬間、私に向かって爆弾を落とす
「なんで？観てたらダメだった？俺しっかり終わりまで観てたんだけど？(笑)途中ジェヒョニがAに未遂して…」
『いやーーー！！！』
慌ててテヨンヒョンの口を塞ぐと
悠太くんとジャニヒョンのテンションが急に上がる
「何？未遂って？」
「何だよ、このAの慌てようは(笑)」
マクが「チャルラヒョン今、夜中！しー！うるさい！」と慌て
急いで今度は自分の口を塞ぐけど…
時すでに遅し…
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作者名：F | 作成日時：2018年5月25日 3時
