#ONE FOR 10,_10 FOR ONE (ページ29)

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［7］ウリテイリヒョンの愛は… ページ29

[いつまでも笑顔で、元気で傍にいて]

誕生日にテイリヒョンからこんなメッセを貰った
いつもそばにいるのに…この日は珍しくカトクで

会った時にありがとうって素っ気なく返したけど
内心すごく嬉しかったの

あの言葉の意味を聞いてみたくなった

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「チャルラさんと長兄ムンテイルさんの関係は良好ですか？」

トーク番組で司会の方にそう聞かれてお互いに目が合う
ヒョンは話しなさいって意味で私に向かって手で促した

「はい、とても！私は97年生まれですから、グループ内では中間ポジションです。ヒョンは最年長として全体のメンバーを精神的にサポートしてくれてます。あと先日…誕生日の時にメッセージをくれました」

司会者は「どんなですか？差し支えなければ…」
そう言ってヒョンを見る

「あー(笑) そうですね。深い意味はないですが、いつも笑顔でメンバーの傍にいてくださいと」

他のメンバーから歓声が上がる(笑)

DY「ヒョンいつ伝えてたんですか？」
TI「あ、それはメッセージアプリです！」
JN「お～素晴らしいですね」

すると隣の席のジェヒョンが突然、話し始める

「テイリヒョンとチャルラの関係は近くで見ると兄と妹のようで少し羨ましいです。チャルラは普段仕事で男らしく振舞う機会が多いですが、ヒョンは日常生活の中で自然と女の子らしいというか、そんな部分を引き出してあげています」

そんな風に見てるんだ～と他人事のように聞いていると、
前列から悠太くんが振り返ってきて「お前のことや(笑)」って突っ込む

「そうでした(笑) とにかく、ヒョンには毎日感謝しています」
TI「…チャルラはすごく心があります。それでいて全体を見ているので、僕はその横に座ってるだけで良いのでとても楽です(笑)」

そう言って場の笑いをつくった(笑)
ヒョン仕事して～！って司会の方も含めて、皆で笑い合った

その日の夜…
宿舎に戻ってからヒョン達と収録の振り返りをした

「テイリヒョン、さっきの言葉素直にありがとうございます。ハートがあるって話…」
「おーチャルラ♡」

ヒョンは嬉しそうにハグしてくれる

「ただジェヒョンは羨ましいみたいだけど…」

ヒョンは耳元でそう囁いた

勝ち誇ってジェヒョンを盗み見た表情に
ウィンウィンの苦労が少しだけわかった気がする

「ヒョン…若干愛が重いかな(笑)」
「もう遅いよチャルラ」

ぎらっと光る眠たげな目を見て
改めてヒョンが年上の男性だって気が付いた

…かも？(笑)