短編SHOW Part2 （しょーさんのおはなし中心） (ページ18)

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裏おとのは0123 ページ18

皆さん、どうも、お騒がせしております。

明後日はそう、僕の誕生日です。

また一つ年を重ねる事だけは間違いないないです。

今年は土曜ということもあって、もちろんAが仕事なのも把握してます。

きっと今年は当日の夜くらいには飯食えんのか？とかね、いろいろ思ったりもするんです。

仕事も含めて、Aさんにそれとなく聞いてみましょう！

『A～俺の誕生日なんだけどさぁ～』
↑もうストレートに聞く辺り、肝が据わってきてますね。

A『２５でしょ？仕事～んで、その日は転勤者の送別会になっちゃった！！』

はっ？？(￣□￣;)

待てよ、そりゃぁ～しょうがないな。
よし、でも２４日の夜からってのもあるな！！

『んじゃ、２４日の夜は？』
↑負けるな俺！挫けるな俺！！

A『２４日は、それこそ会社でずーっとお世話になった方が定年を迎える誕生日だから個人的にお祝いとお疲れ様会をもうだいぶ前から計画してたの。だから、予定埋まってる！』

(￣□￣;)(￣□￣;)(￣□￣;)

んじゃぁ、いつ俺のお祝いを…

A『２４日は本当にお世話になった方なの。今の会社でずーっと可愛がってくれて、私をここまでにしてくれたのもこの方なの！
足向けて寝られない方なの！その方が定年されちゃうから、仕方なく送り出すんだよ！
なんなら私が働いてる間、ずーっと働いていてほしい方なのよ。
いなくなられちゃったら、会社で寂しくなっちゃうよ。』

分かったよ、分かったって！
そのままその方の話をしばらく聞いて、確かにそういう方と出会えたことも貴重だし、大事だよね。

『２５日の送別会は早めに抜けてはこれない？』
↑よしよし！やっぱり負けるな俺！挫けるな俺！！

A『えっ？？しょーちゃん、会社員のこと分かってない！！
転勤者の送別会とはね、またどこかで一緒になるかもしれないけど、大きな組織で今、このメンバーで仕事するってのは奇跡なくらいの巡り合わせでしかないのよ。
また、この方と一緒にと思っても全く同じメンバーが揃うことは絶対にないんだよ？』

分かったよ、また刻々と話を聞くハメに。。。

今年の誕生日、どうやら当日にも前日にも祝ってもらえそうにはありません。

A『あっ！私が無理だからってまた海外旅行はやめてね！さすがに私の心臓もたない』

((((゜д゜;))))

最後に爆弾落としやがった(－．－”)凸