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現実はこんなもん？ ページ19
ただいまぁ〜
ってあれ？
まだ帰ってきてない？
．
２３時を回って仕事から帰ってきたものの、一緒に住んでる彼女の姿がなかった。
．
仕事が遅くなることもあるけど、こんな時間にいないってことはなかった。
今日は週末だから友人や会社の人でも飲んできてるのだろうか？
．
俺は一人で晩酌を始め、気づけば寝てしまっていた。
．
．
朝、マネージャーの電話で目を覚まし、ベッドから出てリビングに向かうも昨日、彼女が帰ってきた形跡はどこにもなかった。
携帯を見るけど、着信もメールもない。
マネージャーの電話で目が覚めてる俺に時間はなくて、遅刻ギリギリだったから、パパッと支度をして家を出た。
．
．
彼女が帰ってきてないことにいろんな疑問と不安と焦りを抱えつつも、いつも通り仕事をこなす。
再び、家に帰ったのは２２時過ぎ。
俺が玄関を開けると明かりがついていることで彼女が帰っていることに安心をする。
声を掛けるも返答はない。
部屋を全て開けるがどこにもいない。
リビングのソファーに座り、俺は録画してた自分の番組を見ながら晩酌を始める。
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革ベルト
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あずきいろ
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作者名：ボニ | 作成日時：2012年8月11日 7時
