#246 隼人side ページ20
隼人side
何故Aは、僕とこの家に住むもう一人の住人に会わせたくないのか
！！！！もしや、Aの彼氏！？
もしそうなら一刻も早く顔を確認して、
そしてこの世から消さなければ！！←
Aが寝静まった頃に、僕は毛布を羽織って下へと降りた
不思議と、何年もたった今でもこの家の構造は覚えている
3人で過ごした日々はとても楽しかったが、
いつしかその中からAが消え、
またいつしかその中からママが消えた時
パパも僕もとても悲しんだ事は覚えている
そしてとうとうパパも消えた時
当時はよく理解出来なかったけど
Aから真実を聞いた今
僕は真っ先にAを恨んだ
それでも家族なのには変わりはないし、
唯一の血縁者だと思うと、その恨みもすぅっと消えていった
第一、今も恨んでいたとしたら、
僕からAに会いに来ることは無かったと思う
恨みよりも好きが勝った、それだけ
それに、僕は裕福な暮らしをしていたけど
Aは常に死と隣合わせで生きてきたから
僕が恨むのはお門違いだ
まぁ、僕も死と隣合わせと言ったらそうなんだけどw
隼人「ん？」
1階までの長い階段を降り廊下を歩いていると
キッチンからだけ光が漏れていた
その光は廊下にまで漏れていて、
床にひとつ、大きな影ができている
誰かいるぅぅぅ！！！
あ、そうだ、その誰かを探していたんだった←
しかし、あまりにも大きな影に怯む僕の足にムチを打ち
キッチンの中を覗いた
殺「ぷはぁ！！ビール最高！！」
隼人「なっなっなっ…！！！」
殺「にゅやっ！？」
「「誰ですかっ！？！？」」
目の前に立つ、初めて見たその生物に
僕は思わず尻餅をついた
それを見て相手はこちらへと向かってくる
隼人「ひゃあああ！？来るな！！」
何とか毛布で体全体を覆い、防御を張る
殺「あっ、すみません」
隼人「えっ？」
意外といいやつ？←
少し顔を覗かせると、カラスマさんが〜と言うのが聞こえた
殺「お願いです！私を見た事は言わないでください！」
隼人「ビクッ！」
殺「おねがいじまずぅ〜(´；ω；｀)」
隼人「な、泣かないで！？分かったから！僕言わないから！」
そういうと、少しこちらの様子を見た後、
そいつは安堵の溜息を吐いた
『なに？うるさいんだけど』
「「アッ」」←
シ マ ッ タ
お互いにやましいことがあると受け取った僕らは
瞬時に身を寄せあった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふわ - とても面白いですが、原作ファンとしてはキャラ崩壊だけは辞めて欲しいなと思います。 (2021年3月8日 6時) (
レス) id: c0a09a51b7 (このIDを非表示/違反報告)
リゃー - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年6月21日 9時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - 早く続きが見たい…！更新頑張ってください！！ (2018年2月14日 17時) (レス) id: 9b0006ad39 (このIDを非表示/違反報告)
☆てってれ〜☆ - ouno…更新停止デスカ？続きがみたいデスネ。頑張ってクダサイ。待ってますヨ。 (2017年12月14日 10時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - とても面白いです！だいぶ前に読ませていただいて久しぶりに暗殺教室の夢小説見ようってなった時にここが気になって読みにこさせていただきました！更新されていてヒャッホーイってなりました！更新待ってます！一ファンとして応援してます！頑張ってください！ (2017年9月13日 0時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊那智＊ | 作成日時：2016年5月26日 22時
