#245 ページ18
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『部屋はどこがいい？あ、一階は先客がいるから』
隼人「えっ、先客？」
『うん、まぁ気にしないで』
先客って師匠の事なんだけどね
初めてこの家に師匠を連れてきた時に
私と師匠で一階と二階に分けたので
隼人には二階だけでの行動は我慢して欲しい
しばらく悩んでいた隼人は、ふと決心したみたいで
一番突き当たりの部屋を選んだ
その部屋は、当時隼人が使っていた部屋で
隼人は眉を下げながら階段を見ていた
『いいの？その部屋で』
隼人「うん、久々に使ってみたいかな」
『分かった、ちょっと待ってねー』
鍵を管理している部屋まで行って鍵を取り、隼人に渡す
隼人にはその鍵すらも懐かしいようで、
昔を思い出すようにしてギュッと鍵を握っていた
『じゃあ荷物置いたら少し出かけようか』
隼人「うん！」
階段を駆け上がっていった隼人を見送り、
私は隼人の部屋とは真逆の
こっちも当時私が使っていた部屋へと入る
クローゼットを開けて適当に服を選び着替え、
再び下へと戻るとすでに隼人は戻ってきてた
『早いね』
隼人「うん！」
さっきからうん！しか言ってないけど…？
『大丈夫？無理しないでね』
隼人「…うん」
『じゃ、行こっか』
玄関を開けて外に出て、隼人が出たのを確認してから鍵を閉めた
いつも以上に眩しく輝く太陽に思わず目が細まる
隼人「どこいくの？」
『まだ決まってないw』
隼人「なにそれw」
私がこの家に来た時は息が詰まりそうだったから
隼人も多分そんな思いを今したんだろうな
それでも今、無理矢理笑っているようでもない隼人に一安心
この日は２人で電車に乗ってぶらぶらと散歩した
隼人「ふぅー、ただいま！」
『おかえり』
隼人「疲れたぁー！いつも車で移動するからたまに歩くとキツイね」
『なにオッサンみたいなこと言ってんのw』
隼人「オッサンじゃないし！」
家に着き、リビングのソファにダイブした隼人は
今日とても楽しかったみたいで
足をバタバタさせながら今日の話を私に聞かせた
一緒にいたときの話をされても知ってるんだけどw
とその時、玄関の開く音がして隼人が飛び起きた
隼人「だ、だれ？」
『あ、忘れてた…！』
師匠「Aー！今日はよくもやってくれましたね！
にゅや？靴がもうひとつ…」
『隼人！隠れるよ！』
隼人「え、なんで！？」
隼人と師匠を鉢合わせないために
急いで裏の階段を使って二階へと上がった
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ふわ - とても面白いですが、原作ファンとしてはキャラ崩壊だけは辞めて欲しいなと思います。 (2021年3月8日 6時) (
レス) id: c0a09a51b7 (このIDを非表示/違反報告)
リゃー - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年6月21日 9時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
琳(プロフ) - 早く続きが見たい…！更新頑張ってください！！ (2018年2月14日 17時) (レス) id: 9b0006ad39 (このIDを非表示/違反報告)
☆てってれ〜☆ - ouno…更新停止デスカ？続きがみたいデスネ。頑張ってクダサイ。待ってますヨ。 (2017年12月14日 10時) (レス) id: a5cd8a01d7 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - とても面白いです！だいぶ前に読ませていただいて久しぶりに暗殺教室の夢小説見ようってなった時にここが気になって読みにこさせていただきました！更新されていてヒャッホーイってなりました！更新待ってます！一ファンとして応援してます！頑張ってください！ (2017年9月13日 0時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊那智＊ | 作成日時：2016年5月26日 22時
