#202 ページ21
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『無』になった瞬間、周りがどうでもよくなった
ﾄﾝﾄﾝ
肩を叩かれ振り向くと、カルマが不思議そうな顔で私を見ていた
その奥で師匠も不思議そうにしている
業「どうした？ボーッとしてたみたいだけど」
『何でもないよ』
そう言って笑えば
いつも笑う時と何かが違う、違和感が残る
業「？…駅、着いたよ」
『あぁ、今日は電車乗らないよ』
業「え？じゃあどうやって…」
カルマが話している途中で周りに人がいないのを確認し、屋根に登る
業「はっ…」
『師匠は飛んで帰るんですよね？先に行っててください』
殺「そうでした！カルマ君に用事があって来たんでした」
そう言ってカルマと向かい合った師匠
ハァ…どこまでも自己中
「先に帰ってください」の一言くらいくれてもいいのに
『まぁいいや』ﾎﾞｿｯ
カルマ達に背を向けて屋根を渡っていこうとすると
後ろからカルマに呼び止められた
業「明日7:30集合ね。じゃあな」
『うん。じゃあね』
挨拶してくれるなんて優しいねぇカルマは
もう１度後ろを向いて家路を急いだ
＊
カルマside
殺「さぁカルマ君、今日休んだ分の勉強をしましょう」
業「殺せんせー」
殺「？はい」
ケロッとしている殺せんせー
俺はさっきのAに違和感を持った
Aが微笑んだあの時、いつもとは何か違うような、そんな気がしたんだ
業「Aだけど、なにかおかしくなかった？」
殺「そうですかね？変わりなかったと思いますが」
業「そ…」
殺せんせーはそう言うけど絶対に違うと思う
何だか…初めて会った時のような
そんな笑い方をしていた
最近Aの性格が柔らかくなったなと思ってたのに
業「また戻っちゃったか」
そんな気がする
別に会ったばかりの時は性格がキツかったとかじゃないけど、会ったときはなんていうか…
俺と一線引いたように接していたというか…
業「あー！わかんねー！」
殺「ダメですよカルマ君、きちんと理解しましょう。君ならできる！！」ｶｯ
業「は？あれ」
俺が悩んでいるうちに殺せんせーが俺を運んだらしい
いつの間にか俺は自分の部屋の椅子に座っていて
目の前には教材が広がっている
殺「教えてあげますから」
業「…俺もうここ終わってるから」
殺「ニュヤッ！そうでしたか…なんとまぁ優秀な」←
やっぱり何か引っかかるっ…
早く明日になれ！そんで早くAに会いたい！←
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響(キョウ)0(プロフ) - ＊那智＊さん» 大丈夫、自分はすでにおわったようなものだから！！特に数学と国語と社会と理科と英語…あれ、全部？ (2016年5月26日 22時) (
レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - 響(キョウ)0さん» ダブル運任せ！？ww勉強だけはやっとくんだぞ！！やってない人が言えることじゃないけどww(´･∀･`) (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)0(プロフ) - ＊那智＊さん» うん、三年にかけよう！ない運をかけよう！！受験とかも運にかけよう← (2016年5月26日 21時) (レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - 響(キョウ)0さん» 大丈夫、私もぼっちだ((´∀｀*))先生配分悪いって愚痴ってるところwwひとりでもいたら楽しいけどね…まぁ三年にかけるしかないね(*´･ω･`) (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - トモシビさん» おお！同じでしたかww一人はいますよね、そういう先生…(´-ω-)カッコイイって言ってもらえて嬉しいです！！ (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊那智＊ | 作成日時：2016年4月13日 16時
