#194 ページ13
・
京介「どうぞ」
『おじゃまします』
本当にあの家から近い距離にあった京介さんの実家は
この都会に馴染むような見た目だが、
中に入ると懐かしいような作りになっていた
って言ってもわたしは自分の実家を知らないんだけども
靴を脱ぎスリッパに履き替えていると玄関が開いた
？「綾乃ちゃん！？」
『え？うぉ』
玄関に立っていたその人は
玄関を開けっ放しにして
両手に持っていたエコバッグを床に置き
私をきつく抱きしめた
京介「母さん！その子は違うよ！！」
？「え？…あら、ごめんなさいね？似てたものだから」
私の顔を見てハッとしたその人は、
私を離してから両腕を掴んで顔を覗き込んでくる
？「それにしてもそっくりよ？」
京介「だって俺の子だから」
？「は！？え！？見つかったの！？」
やったじゃない！と目の前で喜んでいる２人についていけない
『あの…ちゃんと言ってもらえないと理解出来ないんですが』
京介「あぁそうだった。こっちだよ」
？「私はどうしたらいい？私もお話したいわ！」
京介「分かったよ。とりあえず2人で話したいから」
？「なら終わったら呼んでね」
見知らぬ…というか、多分京介さんのお母さんを置いて、二階へと上がる
そして京介さんが入っていった部屋に入ると
とてもシンプルな部屋にたどり着いた
京介さんは棚を漁って何かを探しているみたいだから
この部屋をぐるっと見渡す
『あ…』
ひとつだけ目を惹くように置かれた写真立ては、
京介さんと明日香さん、
それとさっき会った京介さんのお母さんが写っていた
近づいてよく見ると、
ふたりは笑顔で写っているんだけど
京介さんのお母さんは苦笑い…のように見える
京介「あれー？どこやったかな？」
未だ漁り続ける京介さんの方を見ると、
京介さんの周りはものが散乱している
『いつの間に…』
あ、この人片付け苦手なタイプだ
そう確信を持ちながら何を探しているのか尋ねる
京介「写真。綾乃と撮ったやつなんだけど…」
『その綾乃さん？と撮った写真ってどういうものですか』
京介「えっと確か…２人で肩組んでるやつだったような」
『分かりました。手伝います』
京介「え、でも悪いよ！」
その場に何があるのかはだいたい分かるので、
すぐに写真を見つけた
殺し屋になって培った技術をまさかこんな事に使うなんて思いもしなかっただろう。過去の私←
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響(キョウ)0(プロフ) - ＊那智＊さん» 大丈夫、自分はすでにおわったようなものだから！！特に数学と国語と社会と理科と英語…あれ、全部？ (2016年5月26日 22時) (
レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - 響(キョウ)0さん» ダブル運任せ！？ww勉強だけはやっとくんだぞ！！やってない人が言えることじゃないけどww(´･∀･`) (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
響(キョウ)0(プロフ) - ＊那智＊さん» うん、三年にかけよう！ない運をかけよう！！受験とかも運にかけよう← (2016年5月26日 21時) (レス) id: 798be99e17 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - 響(キョウ)0さん» 大丈夫、私もぼっちだ((´∀｀*))先生配分悪いって愚痴ってるところwwひとりでもいたら楽しいけどね…まぁ三年にかけるしかないね(*´･ω･`) (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - トモシビさん» おお！同じでしたかww一人はいますよね、そういう先生…(´-ω-)カッコイイって言ってもらえて嬉しいです！！ (2016年5月26日 21時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊那智＊ | 作成日時：2016年4月13日 16時
