無口な少女は元死神の弟子でした【暗殺教室】part4

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烏間「…俺のおにぎりひとつやろうか？」



イリーナが弁当を食べ始めた横でヨダレが垂れかけていた口元を拭っていると、烏間さんがおにぎりをひとつ差し出してきた



『え！？いいんですか！？』


烏間「あぁ、流石に体育があるのに何も食べないのはな。」


『Thank you very much!』


烏間「あぁ。発音上手いな…」



烏間さんから貰ったおにぎりを一口食べた



『うううままままま』←



天に召されそうなほどウマい←
続けてもう一口食べた…なにこれうま( ˙-˙ )←



『これ烏間さんの奥さんが作ったんですか！？美味しい！！』


烏間「俺は独身だぞ。それは俺が作った。口に合ってよかった。」



こんなにいい人には奥さんの一人、二人程いると思ったんだけど。←



イリーナ「そんなに美味しいの…？」


『うん、うんまいよ。涙出そう。』


イリーナ「そこまで！？
色んなもの食べて舌が肥えてるAがそこまで言うなんて…」



こちらを見て物欲しそうにしているイリーナ。



『烏間さん、イリーナに一口あげてもいいですか？』


烏間「俺はいいぞ？」


『んじゃ、はい、あげますよ』


イリーナ「え！？いいの！？！？」


『"一口"ね。私が貰ったんだから』


イリーナ「ありがとう！」



そう言っておにぎりを一口(やや大きめ)食べたイリーナは、天に召されていった←



イリーナ「なにこれ…！美味しい…」



あ、戻ってきた←

涙をポロポロと流しながらもう一口、もう一口と食べるイリーナにストップをかける



『おい！一口って言っただろ！！』


イリーナ「いやよ！こんなに美味しいもの手放すわけないじゃない！！」



イリーナは口の中をパンパンにして涙を流しながら叫ぶ




＊




『おにぎりの恨みｯ…！！』



結局イリーナにおにぎりを丸々食べられた

当のイリーナは「だって美味しかったんだもん」などどほざいているが、恨むに決まってる←



『覚えてろよ…！お前の黒歴史を暴露してやるｯ！！』←


烏間「まぁなんだ、また作ってやるから落ち込むな。」


『！！本当ですか！？！？』


烏間「あぁ。毎日は無理だが、たまには作ってきてやるよ。」


イリーナ「あ、ズルい！！烏間、私も！」


『は！？お前私の分食っただろ！？だ〜め！！』


烏間「喧嘩するな！！二人とも作ってきてやるから！！」


『「神！！！！』」←

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