#154 ページ16
・
『はい、どうぞ』
殺「おおおお美味しそう！！」
『食べていいですよ』
殺「頂きます！！」
むしゃむしゃと食べる師匠の前の席に座り、私も食べ始める
こんなふうに誰かと食べるのは久しぶりだなぁ
少し嬉しくなった
殺「…Aの笑った顔、久しぶりに見ました」
突然手を止めてこちらを見る師匠の言葉に疑問を持つ
『？今日笑いませんでしたっけ？』
殺「いえ、"心から"という事です」
『！はは、やっぱりバレますか…』
殺「そりゃあ親ですから！
まぁ皆さんは気づいていないでしょうけど」
そう言って照れくさそうに俯いてご飯を食べ出す師匠に心が温かくなる
『…今でも私の事を親子と思ってますか？』
殺「え！？当然ですよ！」
"当然"
そんな安心する言葉をくれる師匠は、
いつまで経っても私の憧れだ
殺「も、もしかしてもう親子じゃないんですか！？」
『い、いや！そういう訳では…』
急に自分で私の考えを予想して泣き出した師匠
前はこんなんじゃなかったんだけどな…←
初めて見た師匠の泣き顔に驚きつつ否定する
殺「？どういう事ですか？」
『不安、だったんです。
２年前に突然師匠が消えて、Emmaとも会えず、
もうどうすればいいのか分からなくて…
とりあえず2人を探そうと思って日本に来たんです』
殺「！A、変わりましたね…」
『？そうですか？』
突然話がぶっ飛んだ事に驚く
殺「はい。前までは自分の心情を言ってくれませんでしたから」
『…そういう師匠だって変わりましたよ』
殺「そうですか？」
そうだよ。見た目、感情、考え、見た目←
『全てが変わりましたよ』
殺「ニュヤッ！！そこまでですか！」
『そこまでだよ』←
殺「どこが変わったか詳しく聞きたい！
早く食べ終わりましょう！！」
『もう食べました。ご馳走様です』
殺「ニュヤァ！早いッ！！」
待ってください！！すぐ食べ終わります！！
などと言いながらしっかりと味わって食べている師匠を置いて、皿を洗いに行った
＊
殺「では、話しますか」
あの後、皿を洗い終わり、私の部屋へと戻ってきた
『はい、師匠からどうぞ』
殺「私からですか！？」
『当たり前です。師匠の方が話多そうですから』
殺「そうですねぇ…何から話せば…」
こんな状況前にもあったなと思いながら
師匠の次の言葉を待った
殺「そうだ！答えるので質問してください！」
…どこまでも同じ状況だ←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 316人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零花 - 今気づきましたが烏間先生キャラ崩壊してませんか？ww (2017年1月29日 11時) (
レス) id: da19b53786 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - まっちゃさん» じゃあ見てみようかなw前にカエデの触手のやつだけ見たんですよね！なので他のも見てみようと思います！ (2016年5月3日 0時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - ＊那智＊さん» かなり飛ばされてるところはありますね。でも、面白いですよ！DVDを借りたりとかYouTubeで見るとか色々方法ありますから、見て損はないと思います！ (2016年5月2日 19時) (レス) id: 71f247e527 (このIDを非表示/違反報告)
＊那智＊(プロフ) - まっちゃさん» アニメ見てないです！家つかないんですよ…アニメの方って面白いですか？ (2016年4月30日 17時) (レス) id: 9a28f8994e (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - ＊那智＊さん» かき集めたいですwところで暗殺教室のアニメって見てます？w (2016年4月24日 23時) (レス) id: 71f247e527 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊那智＊ | 作成日時：2016年2月25日 21時
