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色気だだ漏れ ページ11

J「前から言ってるけど、その格好で外出ないで」


S「だからなんで?こんなだるだるなスエット…」


J「なんでじゃないの、俺が嫌なの」


S「…はあーい」


あの隣人の目がいやらしかった(ように俺には見える)


というか翔さん、無意識に色気だだ漏れさせるから俺が大変なんだよ


無意識で無自覚で人を引き寄せるからね…ほんと


S「うめっ」


J「どーも。たくさん食べてくださいな」


S「今日お隣さんもカレーっぽかったぞ」


J「へー、今流行りの?」


S「そうそう。届けてくれるやつ」


俺も登録はしてるけど実際利用したことはないな


作ったほうが早いし、翔さんには俺の作ったものを食べて欲しいし


今日のメニューはビーフカレー


関西の方の有名な牛肉を頂いて


とりあえず焼いて食べたけど、カレー食いたい!ってうちのが言うもんで


S「カレーは正義!」


J「野菜も食いなさい」


そんな、今日も楽しい夕飯タイム





食後、片付けをしているときピンポンとインターフォンが鳴って


J「…こんな時間に」


手を拭いてモニターを見れば


『あ、すみません。お隣でーす』


そこに映ってたのは隣人だった


ちょっと待って、と声をかけ玄関を開けると


N「甘いもの、得意?」


J「…はあ?」


やっぱ変な奴


甘いもの→←派手なパンツ



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作者名:なち
作成日時:2016年12月30日 14時

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