☆お前は俺の.。 ページ17
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上半身裸の智くんとできるだけ距離を取りたくて
ソファの一番端っこに重たいお尻を移動させた
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智くんの裸を見るのは、これで3回目
雷が怖くて動けなかったあたしを
傘を捨てて濡れながらおんぶして家まで送ってくれた日に
合うサイズの服がないから、って上半身は裸のままだった
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2回目は、あまり思い出したくないけど
お見合いの前日に
ハジメテを奪われた時
いきなりすぎることでパニックになってたから
上半身以外の “生” の部分は覚えていない
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智「さすがに服着ねぇと寒いな…」
「でも…、ないよ？」
智「んー、糞ジジイは呼びたくねぇしな」
「着てた服乾燥機で乾かすけど…」
智「その間は…やっぱお前だな」
「へ…？・・・ちょっ、」
・
・
空けた距離はあっという間になくなって
まだ湿ってる肌があたしにギュウウっとくっついてきた
・
自分の家のシャンプーなのに
智くんから香ると、ドキドキが速くなる
何でこう…、いつも急なの
あたしは器用な人間でも、自分の気持ちを隠せる人間でもないから
こんなにくっつかれたら、簡単に心臓の音がバレてしまう
・
好きってことを知られたら
その後はこうやってくっついてくれることも
フワフワした声で “A”って呼んでくれることもなくなってしまうでしょ？
“やっぱお前もそこらの女と一緒か”って
抱いてた特別感がボロボロと崩れ去ってしまいそうで
不器用なりにも頑張って “好き” を出さないようにしてるのに
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・
智「ねー」
「…なに」
智「旅行誰と行くの」
「友達とだよ」
智「2人で？」
「うん」
智「女だろ？」
「…え？」
智「一緒に行く相手」
「う………、」
不意打ち攻撃で、完全に答えに行き詰まったあたしに
さらに強い力でくっついてきた
・
智「ハッ…、冗談だろ？」
「…」
智「男と二人って」
「…智くんには関係ないでしょ」
智「ある」
「無いってば！」
智「お前は俺のっつってんだろ」
「…」
智「…、“期間限定” で」
「…」
・
あたし…
飽きたら捨てられるオモチャ、
みたいだね
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さく - 大野くん最高です…！続きがたのしみ過ぎて…！！(T . T)大好きです！！ (2014年9月8日 10時) (
レス) id: ad1d188f3a (このIDを非表示/違反報告)
えりざべす(プロフ) - ハルさん» こんな人たち近くにいればいいんですけどね…笑 ずっと読んでいただき光栄です。最後までご愛読宜しくお願いします♪ (2014年9月5日 23時) (レス) id: 0eb94fbe27 (このIDを非表示/違反報告)
えりざべす(プロフ) - さくらみやさん» レス遅くなってごめんなさい。好きだなんて、本当に嬉しいです。最後までお付き合いのほど、宜しくお願いします。 (2014年9月5日 23時) (レス) id: 0eb94fbe27 (このIDを非表示/違反報告)
えりざべす(プロフ) - あむさん» レス遅くなってごめんなさい。最終的には一人にしぼられますが、それまでは2人を応援してあげてください♪ (2014年9月5日 23時) (レス) id: 0eb94fbe27 (このIDを非表示/違反報告)
えりざべす(プロフ) - しょうくんさん» 毎度毎度コメントありがとうございます♪ 個性を生かしつつ好かれるって凄いですよね(笑) こんな人が近くにいればいいのに(´∩ω∩｀) (2014年9月5日 23時) (レス) id: 0eb94fbe27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えりも
| 作成日時：2014年8月21日 13時
