修行そのに。霊力操作 ページ19
「う、わ！！？」
大ガマは油断していたのだろう。短く悲鳴を上げた。
跳ね返された自分の技をギリギリで避ける。
ドゴォッと爆弾が爆発するような音。プスプスと上がる煙。そして家の塀が一部瓦礫と化していた。
「塀が！！！！！ワシん家の塀が！！！」
塀を壊された事が想定外だったのだろう。
お爺さんは顎を外して驚愕していた。
「はー、はー。……よっしゃァああ！！！ざまぁみろ！！卑怯者共！！！ＷＲＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹーーーッ」
いつもクールというか、なんというか。
そんなイメージだった御神さんが奇声をあげていて、ギョッとした。
余程辛い修行だったのだろうか？ゼーハーと息切れしながらも、喜び方がハンパない。
「……さっ。これでおやつが食べれるわ！天野くんも食べる？ドクロ屋の」
「待つのじゃA」
颯爽とおやつであるドクロ屋のお饅頭の箱を手に取ろうとした御神さんを呼び止めたお爺さん。
そんなお爺さんに向かって、御神さんは殺気のこもった視線を向けた。
「ご、合格じゃ！……へ、塀のことは、きに、するでない」
塀をぶち壊された事が余程の打撃だったらしく、お爺さんは半泣きだった。
それにしても…。俺は生唾をゴクリと飲み込んだ。
先程目の前で起きた光景は夢なんかじゃない。
目の前で繰り広げられた、リアルバトル漫画展開にドキドキと鼓動が早くなる。
それと同時に、御神さんと比べたら俺って普通なんだ。と実感させられた。
……比べるのが間違いなんだろうけど。
ドクロ屋の新商品。生クリームハチミツ饅頭をご馳走になり、さっきまでチートスキルを発揮していた御神さんと他愛もない会話をした。
そろそろお暇しようかな？なんて思ったその時。
未だに半泣きのお爺さんが御神さんを呼んだのだ。
「A…。次なる修行に移るぞ」
「ブァ！？」
御神さんは飲んでたジュースを吹き出した。
帰ろうと思ったが、次はどんなものが見れるのか？と再び好奇心に負けた俺は残ることに。
大ガマも、次はなんだろうなー。とワクワクしてる様子だ。
一方、御神さんはというと
放送禁止レベルの顔で、お爺さんを睨みつけながら歯ぎしりしていた。
「おほん。それでは、次なる修行の説明をしよう！なぁに、次は呪詛返しを覚えたなら簡単。上手く行けば今日中にも習得できる技じゃ」
お爺さんが得意げに話せば、さっさと説明しろよ。クソジジィ。とドスの効いた声で唸るように暴言を吐く御神さん。家族ってなんだろう？と思った。
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八神はやて - ジョジョが入っている！ (2018年6月29日 18時) (
レス) id: 9488902e63 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 絵が素敵です！ずーーっとｍ思わず見とれてしまうほど・・・ (2016年2月26日 21時) (レス) id: 818f8c7f60 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - こたつさん» こたつさん！こんばんわ^^*お祝いのお言葉ありがとうございます(*´ω｀*)続編も頑張って更新するのでよろしくお願い致しますm(_ _)m (2015年11月8日 2時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ(プロフ) - こんばんは！出遅れてしまいました…続編おめでとうございます！またまた仕事が早いですね！これからも頑張ってください！ (2015年11月8日 0時) (レス) id: 84292a694d (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - すうな@不登校になりたいロリショタコンですさん» すうなさん！こんばんわー！ホラー苦手なのですねっ(><)実は私も、ホラーが苦手だったりしますw漫画のホラー系は平気ですが、実写映画は見れません←続きを楽しみにしてくださって有り難うございます！今続編製作中です^^*これからもよろしくお願いします！ (2015年11月6日 1時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2015年10月11日 3時
