ここから始めるシャーマンライフ ページ2
「あの、」
「はい。どうしました？」
「世界の馬図鑑的なものって何処にありますか？」
「……世界の馬の、図鑑、的なもの」
私は今。桜中央にあるでっかい市民図書館に来ている。
何故か。それはドウマノを調べるためだ。
手始めに、とりあえずウマのつくもの全てを調べようっていう寸法だ。
図書館のお姉さんに、馬の図鑑が何処にあるか真顔で聞いてみたら
なんとも言えない顔をされた。なんだその顔。馬の図鑑が何処にあるかきいちゃいけないってぇのか。
「ず、図鑑でしたら図鑑コーナにあります。でも、馬だけの図鑑あったかしら……」
「どうもありがとうございました」
なんとも言えない顔したお姉さんにぺこりと頭を下げて図鑑コーナへ。
その道中。隣でヒーヒー声無き笑いを上げてる
ヘンテコ男。
「……何よ。うるさいわね」
「だっ、だってよ！世界の馬の図鑑的なものっておま……っ、なんだよ、的な。って！あのネェちゃんなんとも言えねぇ顔してたぜ！？」
何なんだどいつもこいつも。馬の図鑑がそんなにおかしいのか？意味がわからない。
馬の図鑑見つけたら、読む前にまず隣の笑い袋を叩きのめそうと思う。
それにしても、
チラリとヘンテコ男を盗み見る。
今、ヘンテコ男は周りの人間にも見えている。
何故ならコイツ。人間になれるらしい。
図書館行くって言ったら、一緒に行くと張り切りだし
大ガマ、メタモルフォーゼ！とか言いながら人間に化けやがったのだ。
いつものヘンテコ化粧を取り、蛙の舌みたいなあの長髪は普通の髪になって
メンズノンノのモデルが着てそうなファッションを身につけたヘンテコ男。
メタモルフォーゼ、パねぇと思った。
「ん？どうした？」
盗み見てたのがバレたようで、ヘンテコ男がこてんと首を傾げる。
私は別に、と視線を逸らした。
すると、ヘンテコ男はにぃっと笑って
「何？カッコ良すぎて直視できないって？」
と、聞き間違いにも程がある聞き間違いをしていた。
めでたい奴だと褒めてやりたい。
そんな時、ヘンテコ男の肩がすれ違った女の人にぶつかる。
女の人は持っていた書類をバサバサと落としていた。
「すみません。お怪我はないですか？」
「…え、あ。…………はい、大丈夫、です……」
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八神はやて - ジョジョが入っている！ (2018年6月29日 18時) (
レス) id: 9488902e63 (このIDを非表示/違反報告)
シロ - 絵が素敵です！ずーーっとｍ思わず見とれてしまうほど・・・ (2016年2月26日 21時) (レス) id: 818f8c7f60 (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - こたつさん» こたつさん！こんばんわ^^*お祝いのお言葉ありがとうございます(*´ω｀*)続編も頑張って更新するのでよろしくお願い致しますm(_ _)m (2015年11月8日 2時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ(プロフ) - こんばんは！出遅れてしまいました…続編おめでとうございます！またまた仕事が早いですね！これからも頑張ってください！ (2015年11月8日 0時) (レス) id: 84292a694d (このIDを非表示/違反報告)
ぼん(プロフ) - すうな@不登校になりたいロリショタコンですさん» すうなさん！こんばんわー！ホラー苦手なのですねっ(><)実は私も、ホラーが苦手だったりしますw漫画のホラー系は平気ですが、実写映画は見れません←続きを楽しみにしてくださって有り難うございます！今続編製作中です^^*これからもよろしくお願いします！ (2015年11月6日 1時) (レス) id: 5b2ccc4cc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん | 作成日時：2015年10月11日 3時
