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私「っ！！」
鋭い痛みが肩に走る
(あーあ、)
息が冷たかった。
冷えてしまった身体はもう動かない。
もう、さっきみたいに狗の手を使って脱出することはできない
私「ふっ......」
あからさまに諦め笑いを浮かべた私を、轟君がじっと見つめてきた。
そして、一瞬だけ、轟君の目の中の瞳が揺れるのが見えた。
ミッドナイト「.....狗駒さ」
そして、ミッドナイトが審判を下そうとしたその直前。
私「....ぁ、ぃぁ....ぅ」
轟君に伝わるぎりぎりの音量で私が何かを口走ったのに反応して、ミッドナイトと轟君が一瞬だけ固まった。
(今、)
チャンスは一瞬だった。
"その黒い光はどの距離まで伸ばせるんだ"
"え、多分2メートルくらいだと思いますけど、どうしてですか"
"狗の手以外にも手段を持っておいた方がいいだろう"
"あー、たしかに"
"折角だ、雄英体育祭までその黒い光を狗の手に纏わせて制御するのと、黒光の稼働範囲を増やす練習をするぞ"
(ありがとう、先生)
ふっと笑みが溢れる。
寒さでもう頭が働かなくなっていく中、先生と練習して得た黒光の触手を轟君の氷の柱に添わして伸ばしていた。
怪訝な顔をした轟君の背後に、黒光の鋭い触手が伸びる。
(あと、少し、一思いに、)
私「ありがとう、轟君」
黒光の触手が滑らかに轟君へ振り落とされる。
轟「っ！！」
遅れて反応した轟君が、氷攻撃で反撃する。
ミッドナイト「......狗駒さん、戦闘不能。轟君の勝利！」
轟君の攻撃が黒光に当たる直前。
黒光は急に勢いを無くして倒れた。
轟君が、見上げた先には、最後の最後で意識を失った私の姿があった。
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坊(プロフ) - s_str05さん！コメント返信遅れてすみません！ごめんなさい！！語尾ガバガバですよね！処女作なのと、研究不足もあって口調が崩壊してますよね。以後気を付けますね！ (2023年2月6日 19時) (
レス) id: 21c7eba3fd (このIDを非表示/違反報告)
s_str05(プロフ) - 八百万とホークスの喋り方が違うのが凄い気になりました。ホークスは福岡の方なので大阪弁は使わないと思います。 (2022年6月26日 4時) (レス) @page4 id: 022a3fee59 (このIDを非表示/違反報告)
坊(プロフ) - 玲さんコメントありがとうございます！ごめんなさい😭😭！！狗駒(いぬごま)って読みます！！設定のところにも書いておきますね！ (2022年5月3日 12時) (レス) id: c8f34cf96f (このIDを非表示/違反報告)
玲 - すみません。苗字が読めません，，，教えてくださいぃぃ！ (2022年5月3日 9時) (レス) @page2 id: 1f7f94d054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：坊 | 作成日時：2021年2月25日 23時
