完全無欠は理想を見る【七.つ,の/大\罪】 (男主) season2

chapter.37 ページ32

ゲ「何者だ！こいつ…やばい！」

主「ジェリコ、早く聞かせてくれよ…yesかnoか」

その顔には怒りの表情は見て取れないが

裏にあるのは強大な怒り

主「まぁいい、君、これはどう説明してくれる？」

ジ「何だよ…こいつ今までよりもずっと強いじゃねぇか！」

Aの闘級は己が精神状態で変動することもある

今回の場合、感情は『怒』

つまり武力が桁違いに増加している

今回のAの闘級は…武力だけで60000
全体は66666

主「君さぁ、僕の仲間に何してくれてんの？」

ゲ「そ、それは…」

Aは胸ぐらを掴んで

主「そんなに死にたい?」

そう一言言うと

地面を殴り20mほどの穴を作った

ゲラードは後悔と恐怖で震えている

主「バンはこれを望んでないだろうから、君を殺すのはやめた。でもね、僕を怒らせない方がいいと思うよ？」

ニコッと笑ってゲラードから手を離す

ゲラードは自分で立つことができないほど脱力しきってしまっていた

ゲラードにはその笑顔が悪魔のように見えて仕方がなかったのである

主「んー」

ふと我に帰ったA

主「ん？なんじゃこりゃ！君、大丈夫？」

ゲ「く、来るな…来るなぁぁ！」

主「え？」

ゲラードは泣き出してしまった

主「え？ちょ！ジェリコ？これどーなってんの？」

ジ「お前、覚えてねぇのか？」

主「へ？」

ジ「…まじかよ…」

ジェリコが説明する

主「あ、俺がやったの？これ？」

そう言ってAは大きな穴を見る

主「あ、あははは…ごめん…」

ジ「いつものお前って感じだな。今のところ」

主「いや、ほんとごめん！すぐ戻すから！」

Aはゲラードにそう言うが…

ゲ「お願い…いや…来ないで…」

主「…」

話をできないほどにまでトラウマを作ってしまったらしい

主「…ごめん。覚えてないんだけど、やり過ぎちゃったんだろうな…ほんとごめんね？」

ゲ「…」

とりあえずAは借りを作ってしまったようである

主「栄刀リバイブハング第8形態 再生(リサイクレイション)」

そう言ってみるみる土地を修復していく

さらに

主「栄刀リバイブハング第4形態 超回復(ハイヒール)」

ゲラードにかけ、心の傷を癒そうとしたが…

ゲ「怖い…いや、いやぁぁ！」

主「…ダメかぁ…」

効果はなし

主「キングに何言われるかわかんねぇなぁ…」

あらゆる手を使っても治せなかったと言う

＿＿＿

一方

キングはと言うと…

＿＿＿

次行きます

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