forty-seventh ページ3
お風呂に入っているミリムさん
大変気持ちが良さそうで良かったですね
まあ本人が満足していると言うことで、それだけでいいです。はい。
いろいろと暴れられたりしないで、のんびりしていてくれればそれでいいんですよね
というか、頼むから静かにしててくれ
そういった気持ちでしかないです
ミ「すごいのだ〜泳げるのだ〜」
紫苑がわくわくしている中、朱菜が注意する
朱「お風呂で泳いではいけません！」
紫「ハッ…」
朱「だめですよ」
紫「…」
＿＿＿
主「ああ〜疲れた…」
Aは紅丸とともに風呂に入っていた
主「マジで疲れた…こんなでかい赤ちゃんみたいなやつの子守なんて俺やりたくねえよ」
紅「そこは幻人族の力を見せていただきましょうか」
主「あのなぁ…俺の力は子守するための力じゃねえから…」
紅「最上位幻人、さらには五元老ともあろうお方が、なんとも謙遜されているようですね」
主「いやまじでそういうわけじゃねえんだけどな」
紅「リムル様とともに頑張ってください」
主「たまには俺をいたわってくれよ紅丸…」
紅「頑張ってください」
主「お前はそれしか言えんのか！」
紅「フッ」
主「笑ってんじゃねえよ！」
なんで…
どうしてこんなことになってんだ…
くそが…帰ったらメリオダスはマジで許さん
バンと一緒にイタズラしまくってやる
そんな愚痴ばかりを言いながら、変に疲れた体を癒やそうとするAなのだった
＿＿＿
リムルが何を考えているか、俺には分かる
温泉に入った後には…
コーヒー牛乳だな！
しかしそんなことを考えている暇はない
今は大切な会議の時間なのである
議題はもちろん魔王ミリムに関して
リド「まさか魔王自らやってくるとは思いませんでした」
主「まあ普通は使者をよこすからな。ああいったケースは特殊だ」
リ「でもまあ一応は許可なく暴れないと約束してくれているし…」
カ「いや…しかし…気になるのは他の魔王たちの出方じゃねえか？」
紅丸、蒼影、白老がうなずく
リ「どういう意味だ？」
カ「魔王は何人かいるんだが、お互いが牽制し合ってるんだ。今回、旦那がミリム様と友達だと宣言したから、この町も魔王ミリムの庇護下に入ることを意味する」
主「なるほど、魔王が互いに抑止力になっている以上、均衡が崩れるのはな」
白「リムル様は、総統という立場にありますのじゃコノジュラの大森林が魔王ミリムと同盟を結んだ、そういう風に他の魔王たちの目には移るでしょうなぁ」
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作者名：YU | 作成日時：2022年1月19日 9時
