chapter.206-3 ページ4
主「ごめんなさい…」
しかし滅ぼす方法はあると言う
マ「…そうだろうメリオダス?」
メ「…ああ」
ゲ「そんなことが…可能なの?」
エリ「まさか…!」
メリオダスが魔神化…いや、己の力を解放する
その姿はゼルドリスが驚くほど
自分たちの父以上の魔力だった
そして戒禁が浮かび
メ「この力全部をぶち込んで魔神王ごと消滅させる!」
あたりに強い風が吹き荒れる
2人の魔神王の力が共鳴している余波でこれまでの力があるとは
Aにも想像がつかなかった
メ「消えろ…!」
そう言うメリオダスの手をゼルドリスが掴む
ゼ「ま…待て!いいのか?その力があればお前は
メ「ああ…できるぜ…
ゼ「…」
メ「だがそれはオレの望みじゃねえ…ならゼル、お前はそれを望むのか?…違うよな…お前の望みはゲルダと暮らせる平穏な魔界を作ることなんだろう?」
ゼ「…そうだな。俺たちが求めたのは力じゃない」
ニコッと笑ったメリオダス
そのまま魔神王の力をもって、戒禁を消滅させようとする
これから来るのは…光と闇の時代を超えた別の時代
それでも良いのかという魔神王の問いに
メリオダスが答える
メ「あんたの言う通りこれからどんな時代が来ようともオレたちとオレたちの意志を継ぐ奴らが争いづけてやるよ。それが答えだ」
戒禁が消滅
全てが終わった
メリオダスがゼルドリスを酒に誘うが
ゼ「フン…群れるのはゴメンだ」
メ「そっか…まあ無理にとは言わねえけど」
ゼ「…だが、
メ「へ?」
ゼ「無論、兄者の奢りでな」
目を背けて言うゼルドリス
笑顔を見えるメリオダス
エリザベスとゲルダが向かい合って微笑む
主「上手いことお兄ちゃんに甘えてるな」
ゼ「そ、そんなものではない!」
主「フッ」
ゼ「違う!」
___
ゼルドリス達が去っていく中
もう一つの別れが訪れる
エス「さぁ…皆さんも、みんなが待っています」
デ「皆さんも…だなんて。キミも…でしょ?」
キ「いつまでもそんなところに突っ立ってないで、一緒に…帰ろうよ…」
メリオダスが振り返る
そこにいるエスカノールは
もはや手遅れだった
デ「Aならどうにかできないの…?」
静かに首を振るA
主「難しい…ごめんな…エスカノール…」
___
次は悲しい話になりそう…
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YU(プロフ) - 猫築かなめさん» 猫築かなめ様→長きにわたってご閲覧いただがありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。 (2021年5月11日 19時) (レス) id: 414a3925d4 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 七巻(単位おかしくてすみません)にも渡る長編作品の完結おめでとうございます、これからのさらなる活躍を御期待しております、お疲れ様でした(長文すみません) (2021年5月9日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
猫築かなめ - 制作初期の頃からこの作品を見させていただいていました!(コメントはないかもしれません,,,)少し遅れてのコメントになりすみません、とても面白く、よく泣けてよく笑える作品でした、ここまでしっかりと書かれた夢小説は始めてみて、読んでいてとても楽しかったです (2021年5月9日 17時) (レス) id: 8f5697df22 (このIDを非表示/違反報告)
YU(プロフ) - 麗音さん» 麗音様→何度もコメント打って頂いてありがとうございました。何とか完結できました。ただ、主人公とメリオダスの合技に関しては、いいのが考えつかなかったので、別の小説(ifストーリーの方)でそちらで出したいと思います。長らくご愛読頂きありがとうございました! (2021年5月5日 10時) (レス) id: 414a3925d4 (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - 長い間お疲れ様でした1年半ずっと観させてもらいました本当にお疲れ様でした (2021年5月4日 19時) (レス) id: 49ad020430 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YU | 作成日時:2021年2月13日 10時