可愛いもんだね ページ5
主「ただいま」
サ「帰ったか。主人よ」
ア「おかえりー！」
主「起きてたんだね。どう？」
ア「うん！バッチリ！」
主「それは良かった」
どうやら10:00くらいまで寝ていたそうだ
全く寝坊助だ
サ「今日は何を買ってきたのだ？」
主「ああ、魚を買ってきた。何が好きか知らないから適当に買ってきたんだけど」
ア「なになに？ご飯？」
主「そう。たべよっか」
サ「では我が調理をしよう。そこで待っているといい」
主「頼むね」
サ「任せておけ」
サタンが調理をしている間、Aとアンラマンユが話をする
主「なんで召喚に応えてくれたの？」
ア「なんかさー。アフラマズダに負けてから深淵に落とされちゃったんだけどさ。何もすることがないの。だから楽しそうだなって思って」
主「ああ、そういえばそんな話だったっけ」
この世が始まる前の世界でアフラマズダとアンラマンユが戦ったというのはゾロアスター教の経典、アヴェスターに載っていた気がするようなしないような
ア「来てみたら結構居心地良くってさー。もうなんか戻らなくてもいいかなって」
主「へぇ」
こんな神様見たことないなぁと思ったが、それはまぁ置いておこう
しばらく談笑をしたのち、サタンが料理を持ってきた
主「相変わらず美味しそう！」
サ「やはり魚は塩焼きが良いと思ってな。今回はシンプルにしてみた」
ア「へぇーすごいね！」
アンラマンユが何が好きなのか知らないから魚にしたが、どうやら正解だったようでホッとした
主「よし、頂きます」
それにしても変な感じだ
ただの人間の家に悪魔と悪神がいるのだ
普通の人が見たら呪われた家だとかなんとか言ってくるだろう
まぁそんなこと言われたところで俺は屈したりしないけどな
主「美味い！」
ア「美味しい！」
サ「気に入っていただけたようで何よりだ。料理に関しては我に任せるといい」
主「ああ、もちろん頼りにしてるよ」
ア「ちょっと！私のことは頼ってないの？」
主「そんな事ないよ！僕の召喚に答えてくれただけで嬉しいんだから！」
ア「そ、そう…///」
サ「アンラマンユ殿？照れておられるのか？」
ア「そんな事ない！」
サタンの背中を叩く
サ「うっ！」
主「サタンー！」
ア「あっ…」
女の子とはいえ悪神だ
神が叩けばそりゃそうなるよね…
主「あらら、僕がなんとかするから食べてていいよ」
ア「うぅ…ごめん」
主「大丈夫」
サタンを介抱することになった
ただ
この生活結構楽しい！
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作者名：YU | 作成日時：2020年2月22日 14時
