悪神とは…? ページ4
主「よし、帰ろっか」
サ「そうだな。今日は収穫が多かったからな」
ア「ちょっと!私も混ぜなさいよ!」
主「うぉっ⁉」
いきなり抱きつかれた
主「ちょっ!何⁉」
ア「だって…1人だと寂しいから…」
可愛い…
すごく可愛い…
主「うん。帰ろっか」
ア「うん!」
これが本当に悪神なのか?
そう思う気持ちを抑えながら3人で帰るのだった
___
翌朝
今日も朝日が差し込む中その光で目が覚めた
いつものようにベッドを直してリビングに入る
サ「主人よ。目覚めたか」
主「うん。アンラマンユは?」
サ「まだ起きていないはずだが?」
主「そっか」
ア「おはようますたぁ…」
主「おはよ…ってどうしたの⁉」
ア「私朝弱いから…」
すごく眠そうだ
主「まだ眠いなら寝ててもいいよ?今日は特に何かすることもないから」
ア「うん…そうする…」
またベッドに戻ったようだ
それにしても意外だ
あのゾロアスター教の悪神が朝弱くて寝坊助さんだとは思いもしなかった
一方のキリスト教などの悪魔さんはシャキシャキ働いてくれるのだけど
キャラの濃い人だなぁとつくづく思うのである
朝食を済ませ、少し買い物に行く
主「サタンはアンラマンユのこと見ててくれる?起きてみたら1人ってのは悲しいだろうから」
サ「心得た。任せておくといい」
主「頼むね!」
そうして家を出た
街に出る
正直街は嫌いだ
なぜって?
『また来たあの子』
『あの子でしょ?"出来損ないの召喚者"って』
『早くどこかにいってくれないかしら』
こうやって言われ続けてるから
でも街から出ない理由は
主「お邪魔しまーす」
?「おお、来たのか。今日は何を買って行くんだい?」
主「いつもごめんね。ハイトさん」
ハ「いいんだよ。アンタは俺の恩人だ」
この人はハイトさん
表向きは装飾品を売っているが、俺には日常品を売ってくれる
俺は外の市場では嫌われていて物を売ってもらえないから
ハイトさんには感謝しているのだ
主「えっと、魚が」
ハ「そうか。ならこれはどうだ?」
たくさん魚がある
主「んじゃ…これで」
ハ「わかった。2個でよかったか?」
主「いや、3個」
ハ「なんだ?もう1人増えたのか?」
主「うん。女の子だけど…どれだけ食べるかまだわからないから」
ハ「なら4個持ってけ」
主「いやいや!」
ハ「言っただろ?アンタは恩人だ。それくらいさせてくれよ」
主「…ありがとう」
ハイトさんに感謝しつつ買い物を済ませるのだった
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作者名:YU | 作成日時:2020年2月22日 14時